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ブックマーク / kanan5100.hatenadiary.org (22)

  • Arianna Savall "Bella Terra" (2003) - 世界音楽ぶらり旅

    アリアンナ・サヴァールは、1972年生まれの歌手兼ハープ奏者兼作曲家。2003年に出たこのソロアルバムでは、スペイン語やカタルーニャ語の古詩や、オマル・ハイヤームの詩などに、自ら曲をつけてハープの弾き語りで歌っております。 サヴァール、という名前でぴんとくる方もいるでしょうが、彼女は古楽演奏集団"Hespèrion XXI"を主宰するヴィオール奏者のジョルディ・サヴァールと、歌手のモンセラート・フィゲラスのあいだに生まれた娘。弟のフェラン・サヴァールはテオルボ奏者で歌手という音楽一家の一員なのです。このアルバムも、ジョルディ・サヴァール自身の個人レーベル"ALIA VOX"からの発売。"Hespèrion XXI"のアルバムでもひんぱんに彼女の演奏や歌を聴くことができます。まさに家内制手工業バンド。 アリアンナの歌声はノンビブラートで優しく、自然に耳に入ってくる素朴な歌声。曲も基的には中

    Arianna Savall "Bella Terra" (2003) - 世界音楽ぶらり旅
  • The Moon and the Nightspirit "Regõ Rejtem" (2007) - 世界音楽ぶらり旅

    幻想的で美しい音楽が好きならまずお薦めしたいのがこのディスク。 ヴァイオリンにツィター、パーカッションといったアコースティック楽器で奏でられる哀愁あふれる旋律に、透明感のある美しい女性ボーカル。これぞまさに幻想のヨーロッパ中世、東欧の憂愁。 The Moon and the Nightspiritはハンガリーのバンドで、ボーカル、ヴァイオリンなどを担当するAgnes Tothと、ギター、ツィターなどを担当するMihaly Szaboの二人組ユニット。このアルバムは彼らの2ndにして大傑作。全編マジャール語(ハンガリー語)で美しくもほの暗い中世幻想世界を繰り広げております。 ただし、1曲だけMihaly兄ちゃんがデス声で絡む曲があるのだけど、兄ちゃんは歌わない方がよかったなあ。まあ、1曲だけに留めておいた節度には大いに敬意を表したい。 動画は"Éjköszöntő"という曲(しかしアクセント

    The Moon and the Nightspirit "Regõ Rejtem" (2007) - 世界音楽ぶらり旅