先日、「「AIは幻滅、ビッグデータは陳腐化」の意味を誤解していないか」という記事を書いた。 米国に本社を置く世界最大の調査・助言会社ガートナーは、テクノロジーの動向を簡潔に示すために、ハイプ・サイクルという図を開発した。日本におけるハイプ・サイクルでは、AIは幻滅期に位置づけられ、ビッグ・データは安定期に達する前に陳腐化すると評価されている。この言葉の意味を誤解すると、AIやビッグ・データなどは活用することができなくなる。ひいては、ビジネスは衰えていくことになる。 したがって結びには、テクノロジーこそは金の種だと率直に述べた。予想はしていたが、こういう書き方をすると、どうしても嫌悪感を抱く人たちが現れる。どうやら彼らは、おおっぴらに金の話をするのは汚いことだと思っているようだ。あるいはそれは、品のない行為だとみなされるのだろう。善なる日本人を育てることを目指す皇學館大学で金儲けを教えている