テレビは見ない。新聞も本も読まない。マスメディアは世の中の急激な変化に戸惑うばかり。なぜ見なくなったのか。なぜ読まなくなったのか。内田教授はその理由を「作り手の劣化」と断じる。 先がない業界 日本のメディア業界は、新聞も、図書出版も、テレビも、きわめて厳しい後退局面にあります。ビジネスモデルが、一変してしまいました。とにかくもう業界的には「先がない」状態だと思います。お気の毒ですけど。 その最大の原因は、ネットの台頭よりもむしろ、従来型マスメディア自身の力が落ちたこと、ジャーナリストたちが知的に劣化したことで、そのためにメディアそのものが瓦解しようとしているのだと思います。 先日の民主党代表選の報道でも、とても気になったことがありました。 菅直人総理はじめ、政治家のぶら下がり取材をしている記者たちが、とにかく若い人ばかりなんです。 20代から、せいぜい30代前半まで。ちょっと前までバラエテ
麻生太郎副総理兼財務相が、医療費をめぐって物議を醸しそうな持論を展開した。医療費の増大などで、社会保障費は30兆円台に迫っている。過激な“麻生節”で国民的議論を巻き起こすつもりなのか。 16日の衆院予算委員会。麻生氏は「私は72歳だが、病院に行ったことはほとんどない。そうじゃない人もたくさんいる。飲みたいだけ飲み、やりたいだけやり、いい加減に生きて。そういう人たちの医療費を俺が払ってると思うと、ばかばかしくなる」と語った。 「また舌禍…」と批判されそうだが、麻生氏はその後、健康なら保険料が還元されるような制度を導入すべきだという持論も主張した。 国家の金庫を預かる立場として、医療費増大にブレーキをかける思惑なのか、かつての癖が復活したのか。麻生氏の今後の言動が注目される。 ■関連記事 ⇒“麻生節”健在も安全運転 「ポスト安倍」意識か?
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く