兵庫医療大学(神戸市中央区)は24日、薬学部の女性教授が、学生の氏名や成績のデータ計2264件分の個人情報が保存された私物のノートパソコンを盗まれたと発表した。 悪用されたとの報告はないという。 発表によると、パソコンに入っていたのは、教授が2009~13年度に担当した薬学部とリハビリテーション学部の学生の氏名や学籍番号、成績のデータ。15日朝、教授が大阪市内の診療所に車で立ち寄った際、近くの駐車場で車上荒らしに遭い、助手席側に置いていたかばんごと盗まれたという。同大学は個人情報を含んだデータについて、パスワードによる保護設定を行うよう指示、学外への持ち出しも原則禁止しているが、教授はパスワードも設定せずに自宅にパソコンを持ち帰っていたという。