灰色ハイジさんが「どこにもないから始めた」マガジン『デザイナーの英語帳』が書籍化されるまで note編集部 クリエイターファイル
文 灰色ハイジ photo: hmsk 結婚を機に、アメリカと日本の二拠点生活をすることになった。思いがけない生活の変化によって働き方や気持ちにも影響があった。仕事面での一番の変化は、リモートワークになったことだ。そんな様子をつづりたいと思う。 ◆◇◆ 「リモート」は私生活から始まった 私の社会人生活に転機が訪れたのは2015年のこと。サンフランシスコに旅行をした際、現地に住む友人に突如プロポーズされたことだった。 すぐにアメリカへ引っ越しー、というわけにはいかなかった。夫はサンフランシスコでの仕事や暮らしが気に入っていたし、それは友人だったころから、私も応援していたことだった。同じように、私も日本でデザイナーとして続けていたい仕事があった。 結婚を機に、どちらかの都合でどちらかが仕事を辞めて相手について行くなんてことは、きっと世の中にたくさんあるだろう。ただ、私たちはお互いに好きな仕事を
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