中野です。 ビートニクやビート・ジェネレーションという言葉を聞いたことがあるかもしれません。なんだかカッコイイ響きですよね。今から50年も昔の出来事ですが、詳しく調べていくとその後のロックやヒッピー文化といったカウンターカルチャーの大きな流れを少し理解できるかも? 今回は当時のファッションやカフェの雰囲気、街の様子といった貴重な写真の数々を眺めながらご紹介してみようと思います。 1950年代のアメリカは第二次世界大戦を終え、豊かな経済発展を謳歌していた黄金時代。そんな初めから与えられていた人生に反発し、自分で自分の人生を決めることを求めた若者たちがいました。 中心人物は、「オン・ザ・ロード(路上)」を書いたジャック・ケルアック、詩集「吠える」を発表したアレン・ギンズバーグ、小説「裸のランチ」のジャンキー作家ウィリアム・バロウズの3人。 保守的な当時のアメリカの体制に異を唱え、言葉を武器に個