2月6日、東京電力は、年間200万トンのシェールガスによるLNGを確保したと発表した。写真は昨年5月、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 6日 ロイター] 東京電力<9501.T>は6日、年間200万トンのシェールガスによるLNG(液化天然ガス)を確保したと発表した。三井物産<8031.T>など大手商社2社から米国産シェールガスを年間80万トン購入するほか、残りを複数の供給者から調達する。 日本の調達価格に比べ大幅に安い米国での市場価格に連動することから、現状の価格レベルに比べ3割程度安となり、年間500億円程度の節約効果が見込めるという。 三井物産<8031.T>からの調達は基本合意し、三菱商事<8058.T>とは基本合意に向けて最終協議中だ。「軽質LNG」という、従来に比べ単位容積当たりの熱量が低いLNGを両商社から各年間40万トンを調達。調達期間