先月、東京・千代田区の朝鮮総連中央本部に銃弾が撃ち込まれた事件で、警視庁公安部は、右翼活動家の男らを銃刀法違反の疑いで再逮捕しました。 右翼活動家の桂田智司容疑者(56)と右翼関係者の川村能教容疑者(46)は先月23日、千代田区富士見の朝鮮総連中央本部近くの路上に止めてあった車の中で拳銃1丁と銃弾8発を所持していた疑いで再逮捕されました。警視庁公安部によりますと、川村容疑者が拳銃を使い、門の扉に向けて銃弾5発を撃ち込んだということです。拳銃はブラジル製の回転式拳銃で、これまでに使用された形跡はありませんでした。桂田容疑者は黙秘していて、川村容疑者は「拳銃も弾も私のもの」などと容疑を認めています。警視庁公安部は、拳銃の入手経路などを調べています。