食品業界では昨年来、“ごはん食回帰”の動きを受けて「釜飯の素」などご飯周りの商材が好調。そんな中、売り上げを伸ばしているのがユニークな調理法の炊き込みチャーハンの素「ジャーハン」(ヤマモリ、本社:三重県桑名市)。「身近な調理器具である炊飯ジャーで、もっといろいろなごはん料理を楽しんでもらいたい」との思いから商品企画がスタートした。商品を考えたのは、女性社員2人。チャーハンは家庭でのごはんメニューとしては、炊き込みごはん、おにぎり、おすしに続いて4番目に人気がありながら、難易度が高い。同社の調査でも「ごはんがパラパラに仕上がらない」「作るたびに味が違う」「鍋振りに力がいるので大変」など、苦手意識を持つ主婦が多いことがわかった。そこで、炊飯ジャーに具材を入れて炊くだけで簡単においしく作れるチャーハンを試作。難題は、チャーハンに必要不可欠な卵のふっくら感を再現することだった。試行錯誤の結果、炊き
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