ブックマーク / emiblog8.hateblo.jp (6)

  • 贈り物 - ただあの子がかわいくて

    あるが小学3年生の秋に、私の妹が結婚しました。 相変わらず、 お祝いごとにはプレゼントを贈ることを忘れないある。 小さな頃は、よく飛ぶ飛行機があるにとっての最高級品の贈り物でしたが、 この頃になると、 あるにとっての最高級品の贈り物は、バルーンアートでした。 贈り物の内容にも、成長を感じます。 結婚式の前日には、準備に大忙し。 2人の笑顔を思い浮かべながら、 贈り物を準備するあるの姿は、可愛かった姿でした。 そして、 結婚式当日に、新郎新婦へ贈り物を渡すと、 とても喜んでくれた2人の姿を、 嬉しそうに見つめていたあるの笑顔もまた、 とても可愛かった姿でした。 emiblog8.hateblo.jp

    贈り物 - ただあの子がかわいくて
  • 案の定 - ただあの子がかわいくて

    毎日の宿題の中で、最も印象的だったのは、教科書の朗読です。 あるが小学校に上がると、毎日、あるが教科書を朗読する声を聞きながら、 家事をしていたことも、今では懐かしい思い出。 そんな朗読の時間の中、一度だけ、 漢字を読み間違えたのは、あるが小学3年生の頃だったと思います。 「案の定」を自信を持って、大きな声で、「あんのてい」と読んだある。 勉強不足と言えばそれまでですが、 あの時のあるの、自信満々の「あんのてい」も、 私にとっての今でも忘れられない可愛かったポイントなのです。

    案の定 - ただあの子がかわいくて
  • パパは忍者 - ただあの子がかわいくて

    修行が足りないな。 これは、壁抜けの術に挑戦したものの、 失敗してしまった日の夜に、みーくんがあるに掛けた言葉でした。 修行をすれば、壁抜けの術、出来るようになる? 勿論だよ。 パパは壁抜けの術、出来るの? うん。出来るよ。 パパの巻物はどこにあるの? パパの巻物は会社に置いてあるんだよ。 みーくんとあるの会話はこんなふうに続き、気が付けば、 みーくんは、実は忍者であると、こんな流れになってしまいました。 今、こうして改めて振り返ってみると、 あの日のみーくんもまた、私と同じように、 忍者になることを夢見たあるに、 当のことなど言えなかったのかも知れません。 こうして、立派な忍者になることを目指して、 あるの日々の修行が始まっていったのでした。

    パパは忍者 - ただあの子がかわいくて
  • 壁抜けの術 - ただあの子がかわいくて

    幼稚園からのお便りをクルクルと丸めたものを手に持って、 嬉しそうに幼稚園バスから降りてきたある。 ママ!見て! これはね、幼稚園からのお便りだけれど、 忍者の巻物にもなるんだよ。 大きくなったら忍者になりたいと夢見たあるが、 手裏剣の次に手に入れたアイテムは、忍者の巻物でした。 これがあれば、壁抜けの術が出来るんだよ。 バス停からの帰り道は、新アイテムのことで頭がいっぱい。 そうして、 帰宅早々に、壁抜けの術を試してみたいと言い出したのでした。 忍者になることを夢見たあるに、 壁抜けの術は使えないんだよとは、私には言えませんでした。 それでも止めた方が良いのか、見守るべきなのか、 迷う私を他所に、襖へ思いっきり突進して行ったある。 当然の如く、襖にぶつかり尻もちをついたあるは、 痛そうな顔をしながらも、 何故、壁抜けの術が使えなかったのかの方が、重要だったのだと思います。 泣くこともせずに

    壁抜けの術 - ただあの子がかわいくて
  • あるからのプレゼント - ただあの子がかわいくて

    ママ!プレゼントだよ。 あるが制服のポケットから取り出したのは、桜の花でした。 幼稚園のお庭で見つけたの。 ママにプレゼントしようと思って持ってきたんだよ。 あの日のあるが、桜の花と一緒に私にくれたのは、 胸の中が温かなものでいっぱいに満たされる時間でした。 小さな手のひらに桜の花を乗せて、 ニコニコと笑っていたあるの姿は、今でも、大切な宝物です。

    あるからのプレゼント - ただあの子がかわいくて
  • 初めてのバス通園 - ただあの子がかわいくて

    入園式の翌日から、 憧れの幼稚園バスに乗っての登園が始まりました。 未来のあると自分のためのあの作戦は成功し、 バスに乗り、席に着くと、 あるは、最高の笑顔で手を振ってくれました。 そんなあるに手を振り返しながら、 私の方が、なんだか、泣いてしまいそうでした。 涙をグッと堪えて、バスが出発するまでの間、 あるに手を振り続けたことも、今となっては、良い思い出です。 emiblog8.hateblo.jp

    初めてのバス通園 - ただあの子がかわいくて
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