ブックマーク / kuroneko356.hatenablog.com (10)

  • はじめまして人間たち - いちばんべったこ

    あらしのよるにのきむらゆういちさん作。 やまねこのシューが、人間の町に連れてこられてノラネコのフクおばさんに人間との付き合い方を教わるお話です。

    はじめまして人間たち - いちばんべったこ
  • 100年の木の下で - いちばんべったこ

    りえさん作。 千尋は立山連峰が見える律ばあちゃんの家に行く。 そこには石造りのおじぞうさんがあり、その背後には大きな栗の木がそびえている。 律ばあちゃんのそのまたおばあちゃんのヨシさんが、そのおじぞうさんを作った。 そのわけは、ヨシさんの娘のハルの章で語られる。 今から100年ほど前の物語。 栗の木を植えたのは、忠直おじいちゃん。 そのことは、千尋の母のさつきとその姉さんの桐子の章に出てくる。 お地蔵さんが見てき森家の100年間を、それぞれの時代の家族の視点で繋いでいく物語です。

    100年の木の下で - いちばんべったこ
  • 志摩スペイン村ラッピングトレイン - いちばんべったこ

    久しぶりに電車に乗りました。 元旦に地下鉄に乗って以来。 上町で、志摩スペイン村ラッピングトレインに出会いました。

    志摩スペイン村ラッピングトレイン - いちばんべったこ
  • 三月 - いちばんべったこ

    大島真寿美さん作。 短大を卒業して20年。 同窓会の案内が来たことをきっかけに、6人の交流が始まる。 長らく連絡を取り合っていなかったのに、当時若くして自殺した知り合いの死因をめぐって、それぞれの来し方が描かれてゆく。 縁には恵まれず今は犬と暮らしていたり、卒業後神戸に帰って震災にあって恋人と別れてしまったり、彼の故郷の東北の町で暮らしているが離婚を考えていたり、バツイチ男性と結婚して継母の立場に悩んでいたり、親の介護に追われて自分のことは後回しになっていたりとそれぞれに苦労を乗り越えてきた20年。 同窓会はみんな不参加だが、東北のノンをみんなで訪ねることになる。 そこで、東日大震災に遭ってしまう。

    三月 - いちばんべったこ
  • フリーという生き方 - いちばんべったこ

    我が家にトコトコとやってくるノラさんたちを見ていつも思うことは、明日の保障が何もないのにたくましく生きてるなあということ。 住む家やべ物、お金など、明日どうなるのかまったく分からない。 それでも、元気にしたたかに、知恵を絞って生きている。 フリーという生き方も、収入の保障が何もない。過酷な生活だ。 そんな生活を乗り切ってきた著者の人生を読んで、少々のことで凹んでおれないなと思わされた。 一つ一つ、丁寧に生きなければ。

    フリーという生き方 - いちばんべったこ
  • カガミジシ - いちばんべったこ

    椋鳩十全集14。 壮大な物語でした。 鹿児島県と宮崎県の県境にある四浦の狩人源助じいと、3匹の子を連れた大きなイノシシのカガミジシとの闘いの物語。 イノシシの体にはダニがたくさん付いていて、それを取るためにぬた場という泥地で転げ回って体に泥をつける。 泥が乾いたら松の木の幹に体を擦り付けて泥を落とす。 何年も生きてきたシシは、毛皮が鉄のように固くなって、そこに日の光が当たると反射して輝くのだという。 それでカガミジシと呼ばれる大イノシシは、狩人の頭領の源助じいから追われることになる。 何度も追い詰めながら、カガミジシの賢さと大胆さに負かされてしまう源助じい。 3匹の猟犬さえ失ってしまうが、カガミジシを追い求めて、何日も足跡を辿り待ち伏せする。 なんとかカガミジシが助かるように祈りながら読んだが、子どものイノシシを守るためにとうとう撃たれてしまう。 しかし、手負のまま逃げて15日後に河原で力

    カガミジシ - いちばんべったこ
  • 5年1組ひみつだよ - いちばんべったこ

    吉野万理子さん作。 5年1組の15人の、それぞれのひみつの話が順番に描かれている。 読んでいて、ひみつって悪いものじゃないなと思えてきた。 絵は佐藤真紀子さんで、さすがの出来栄えです。

    5年1組ひみつだよ - いちばんべったこ
  • すごいぞ!関西ローカル鉄道物語 - いちばんべったこ

    田中輝美さん作。 心配事のある時は、小説はなかなか読めない。 の研究書や鉄道のような説明文ならまだ少しは入ってくる。 というわけで、ちょこちょこ読んで、読み終わりました。 作者は山陰地方に住むローカルジャーナリスト。 大阪、和歌山、滋賀、兵庫、京都の順に、ローカル鉄道が網羅されている。 今頃気づいたが、奈良にはローカル鉄道と呼べる鉄道がなかったんだなあ。 それぞれの鉄道の歴史や特徴、乗りに行きたくなるような情報が読みやすく整理されていた。 実際に乗りに行って感じたことが書かれているので、追体験してみたくなりました。

    すごいぞ!関西ローカル鉄道物語 - いちばんべったこ
  • みゅうみゅう - いちばんべったこ

    今日はみゅうみゅうの命日です。 2年前に20歳で亡くなりました。 何にもできないから、せめてたくさん写真見て思い出してやろう。

    みゅうみゅう - いちばんべったこ
  • ちいさな宇宙の扉のまえで - いちばんべったこ

    いとうみくさん作。 『糸子の体重計』の続編。 絵は、佐藤真紀子さん。 この人の絵が、物語に深みを与えてくれてます。 小学校最後の時期を過ごす6年1組の糸子たちの心の揺れを、温かい眼差しで丁寧に描いています。 町田さんの章と径介の章の次の一節をメモした。 ・「わたし、人が考えてることなんてぜんぜんわからない」 「あたりまえじゃない」 ママはおかしそうに笑った。 「だから、ことばにしなきゃ」 ・ちょっとずうずうしいくらいのほうがたくましくて気持ちいいじゃん。あたしもそうなりたいな。

    ちいさな宇宙の扉のまえで - いちばんべったこ
  • 1