ブックマーク / tenebo.hatenablog.com (6)

  • 種を蒔くとき - この窓から見える景色

    占いのブースに入った時、手相はコミニュケーションツールとしても素晴らしく使えるツールです。 塾の先生としての私も、伝えたいことの100%を語りきろうとして熱くなり過ぎて、子ども達を置いてけぼりにしてしまっていたことに気づき、熱弁の授業の後に疲労と反省で撃沈することが多々あるのですが。 占い師としての私も、四柱推命で見えてきたことの結論だけでなく、何故それが言えるかまでわかってもらいたくなり、目の前のご相談者様の渋〜い顔にハタと気づき、四柱推命トークを一旦止めて、「すみません。手のひらをみせていただけますか。」というのです。 手相は、線そのものが説明書になり得ます。「この線がここからこのよう出ていると、こういうことが言えるのです。」とお伝えすれば、納得の表情です。 先日も、四柱推命で「学問で開運されますよ」とお伝えしても、ノーリアクションだったので手のひらを見せて頂き、その瞬間に、両手にしっ

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  • 『はてなの街』に里帰り - この窓から見える景色

    私の学習塾がお盆休みに入ったので、故郷のようなはてなブログに帰省することにした。 手土産が何もないけれど。 故郷島根に帰ると、必ずみんなで出かける蒜山高原(岡山県) 手土産がない上に、ネタ欠乏症だ。 今日の出来事で特記すべき何もないけれど、敢えて言うなら、 朝起きた時、身体中が痛くて、マットレスにへばり付く様に寝ていた身体を、なんとか、ゆっくり起こしてベッドを降りた。 あー、カズマの夢だった、と思った。 カズマは、大阪で一人暮らしをしている甥っ子。自閉症というハンディを持ちながら、逞しく生きている。 コロナで、全く会えない。今年もお盆に会うことができないな、と思ったからかな。相変わらず、日焼けした顔に大きめのメガネで、ニコニコしていた。 少し頭が起きてくると、なんでこんなに痛いんだ、と振ればカラカラ音を立てそうな脳みそで、昨日の一日をなんとか思い出してみる。 昨日は確かに大掃除はした。 で

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  • 昭和菓子パン事件! - この窓から見える景色

    それは、古き良き昭和の時代の まあ、なんでもありの時代の 純朴な田舎の、小さな商店で起こった 私の思い出のお話です。 私が暮らしていた集落の中心部には 小学校と保育園と診療所がまとまってあり、 そして東西に1だけの動脈と言えるバスが 1時間に1だけ通る、 言ってみれば心臓部にあたる場所に その商店はあった。 村の人たちにとって、 そこは1軒しかない大事なお店であり、 料品、日用雑貨、、、 なんでも買いに行った。 なんでもありといえば、 学校の先生もだ。 その日、実験に使うのだったか 脱脂綿の用意がないことに授業中に気づいた担任が N君に買って来て、と頼んだ。 N君は、キング オブ “純朴な田舎の子“。 先生に頼まれ、校門前の商店へ走る。 ところが 12歳の純朴なその少年の心の中にも、 常日頃から年相応に好奇心とムラムラが渦巻いていたのか 「脱脂綿」というワードを忘れてしまい 代わりに

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  • 青い鳥の電話 - この窓から見える景色

    今朝目が覚めると、久しぶりにあの感覚にのし掛かられた。 重く、どよんとした気分。 天気のせいかな。重い雲に覆われている。 ちょうど今日の空と同じ感じだ。 こんな日こそ、こんな気分こそ ブログ記事を書いて吐き出して整理しようと起き上がる。 私は、頭の中がオーバーヒートしてしまうほど 常に考えてしまうタイプだ。 そんな時、黙り込んでしまう。 子どもの頃からそうなのだけど。 すぐ黙り込む私に 付き合いはじめた頃の主人は 「今、何考えてるんだ。言えよ。言えってば。」 と両方の二の腕を掴んで、私の身体を揺さぶった。 はじめてだった。 こんなに私の頭の中を知りたがってくれた人は。 嬉しかった。 結局は、知って欲しいのだろう。 自分の心の状態を。 だから、ブログは私の最高の健康法だ。 でも、今日は出てこない。 この気分の源に、無意識に重い蓋をしている。 自分にさえ立ち入ることを許さない精神状態がある。

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  • ちょっと変わった父ですが。 - この窓から見える景色

    今週のお題「告白します」 これが私の父です。 「これが、私の両親です」と紹介すること自体 若い頃は 結構勇気のいる告白だった。 なんせ仙人のような、構わない格好をしている。 私が父を紹介するなら まず、笛と太鼓ができることからだ。 出雲の神社の神主をしていた父は 出雲神楽のお囃子担当で、 お祭りの神楽の舞台で演奏していた。 これは父はやっていません。稲佐の浜で奉納された神楽。 その音色とリズムは奥が深い。 間近で聞くと、身体の芯まで響いて来る。 山の上の神社から聞こえてくると なんとも言えない郷愁が、集落を包む。 村の鎮守の神様の〜♪♪ そして祭から戻ると、 父は水色の袴と白い着物の装束を脱ぎ散らかす。 それを拾っては、こっそりと自分で着てみるのが 小学生の私のちょっとした楽しみだった。 ある年、私達一家の旅行に両親を誘った。 高速に乗ると、雨の勢いが激しくなった。 出発前、主人がフロント

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  • 「クソババア」と言われた件 - この窓から見える景色

    小4の女の子に「クソババア」と言われた。 25年の塾の歴史の中で二度目だ。 一度目は10年くらい前か。 何かのご褒美に、中学生のクラスに 「アイスクリーム買っておいたよ」 と言って冷蔵庫に取りに、部屋を出ると、 嬉しくて調子に乗った男子が 「早く持ってこい、クソババア」と言って 笑いを取ろうとしたのを 私は聞き逃さなかった。 雷を轟かせ「アイスあげない」 と言ってやった。 養護施設で働いていたときの ツッパリの高校生にだって言われたこと なかったのに。まったく。 今回のケースは、 悪気のないアクシデントに対し 私が「あれ、ごめんなさいは?」 と軽く言って、 離れようとした私の背中に その言葉が、小さく返ってきた。 その言葉自体がどれ程の問題でもないが その子は不安定なところがあり 急にハイになったり、ずる賢いところが見えたり 捉え所がない感じがする。 子どもの気持ちに少しでも寄り添えるよう

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