2023年を迎え、研究ノートを記す。メモのようなものだと理解して欲しい。今後もアップデートしていく予定である。 結論から述べると霊的存在(ゴーストやポルターガイストなど)は実証されていないのが現状であり、例えば自然現象やパレイドリア、知識不足による誤解、脳や精神疾患、ビリーバーの過激な妄信、悪意的な行為(トリック、加工、虚言、自作自演)などで説明可能である*1。 またスピリットボックスやEMFメーターなどの擬似科学機器を用いたゴーストハンティングの信頼性は低い。10冊以上本の受賞歴がある作家Benjamin Radford氏は「ゴーストハンティングの目的は、不可解な現象を引き起こしている原因を解明し、謎を解くことである」*2と述べている。ゴーストハンティングでは「オッカムの剃刀」のような思考法が有効であり、英国心霊現象研究協会(SPR)推薦本著者のゴーストハンター・Steven T. Pa