ポーランドのグダニスクから見たバルト海(2021年2月14日撮影、資料写真)。(c)MATEUSZ SLODKOWSKI / AFP 【9月18日 AFP】ポーランドは17日、バルト海(Baltic Sea)から同国北部のエルブロンク(Elblag)港まで、ロシアの領海を通らずに入港できる運河を開通させた。 エルブロンクは、地峡と呼ばれる細長い陸地によってバルト海と隔てられている。これまではロシア領カリーニングラード湾(Kaliningrad Bay)に面したバルティスク(Baltiisk)を通る運河を航行するほかなく、ロシア当局の許可を要した。新たな運河は、ポーランドの町クリニツァモルスカ(Krynica Morska)の西方約5キロの同国領内を通っている。 17日の開通式に出席したアンジェイ・ドゥダ(Andrzej Duda)大統領は「わが国に対して友好的でない国の認可をこれ以上求めず