北海道函館市にある国の史跡「四稜郭」でたき火をした跡が見つかり、管理する函館市は警察へ被害届を出す方針です。 四稜郭は、明治時代に榎本武揚ら旧幕府軍が築城した土塁で、国の史跡に指定されています。 先週、その散策路で1メートル四方の芝生が焼けるたき火をした跡が見つかりました。 散歩している人 「モラルがなさすぎ、大切な場所なので」 函館市教育委員会によりますと、1日夜、市民から「たき火の跡がある」と交番に通報があり、2日に市の職員が確認しました。 4月24日には異常がないことを確認していて、教育委員会では芝生の張り替えを文化庁などと協議する一方、警察へ被害届を出す方針です。