男子400メートル個人メドレー決勝を制し笑顔を見せる萩野=東京アクアティクスセンターで2020年12月3日、梅村直承撮影 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言について、2016年リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介選手(ブリヂストン)が10日、「非常に残念だし、がっかりした。そういう発言をするような思考回路に行き着くのが、ちょっと信じられない」と厳しく断じた。音声配信サービスで公開した。現役選手では異例の見解表明。 萩野選手は、多様性を訴える東京大会のポスターを初めて見た際に「素晴らしい大会になると思った。世界がその方向を向く中で、東京大会もそういう大会にしていかないといけないと、出場を目指す一人として、意識してやっていきたいと思っていた」という。亭主関白といった言葉など、旧態依然とした日本文化にも言及し「一概に言えないが