１５日、ブラジル・バイア州の病院で、針が刺さった男児のエックス線写真を指し示す地元テレビの映像（ＡＰ） １７日付のブラジル主要紙によると、同国北東部のバイア州西部の村で先週、全身に痛みを訴えて入院した２歳男児の体内から長さ約５センチの針４２本が見つかり、警察当局は１６日、男児の継父（３０）らを傷害などの疑いで逮捕した。継父は呪術（じゅじゅつ）に関心を持ち、近所に住む呪術師の女の指導を受けて儀式で行ったなどと供述している。　男児に外傷は見当たらなかったが、エックス線で調べたところ、肺や肝臓、腹部、首などに針が刺し込まれていた。村から約２００キロ離れた町の医師が針の摘出を試みたが、心臓に近い部位にもあり断念、州都サルバドルの病院に男児を空路搬送し摘出手術を行う。　男児は継父と母親（３８）、別の子供５人らと暮らしていた。（共同）

サッカー・ポルトガル代表でスペインリーグ、レアル・マドリードのイケメン選手、Ｃ・ロナウド（２４）をめぐって“魔術合戦”がぼっ発、話題となっている。ポルトガルの地元紙などが８日までに報じた。Ｃ・ロナウドに「裏切られた」と思った女性が魔術師に頼んで呪いをかけ、それを防御しようと今度は別の魔術師が…。女性にモテモテだけに“恋の魔法”による仕業！？　ポルトガルの日刊紙コレイオ・ダ・マニャによると、海外の女性資産家が、Ｃ・ロナウドに「裏切られた」として、スペインの魔術師「ペペ」に同選手のサッカー選手としてのキャリアを終わらせる“呪い”をかけるよう依頼したという。　その効果か偶然か、Ｃ・ロナウドは９月３０日の欧州チャンピオンズリーグの試合で右足首をねんざ。１０月４日のスペインリーグを欠場した。 【続きを読む】

［モスクワ　１８日　ロイター］　ロシア正教会のプスコフの教区が、修道院長らに関する「悪魔のようなうそ」を書いた記者を破門にし、呪いをかけたことが分かった。 この呪いは　帝政ロシア時代に敵に対する強力な武器として使われていたが、現代ではほとんど使われていない。 オレグ・デメンティエフ被告は、自宅を安値で売却するよう修道院長が地元住民らを脅迫しており、尼僧もたばこを吸ったり酒を飲んでいるという内容の記事を書き、名誉棄損で訴えられ敗訴した。 同被告は、この判決を不服として控訴する構えだが、「修道院が堕落していることは疑いがない」として破門については抗議しないという。

ロンドン（ＣＮＮ）　英国西部サマセット州で開かれた「魔女オーディション」で、伝説の洞窟に住む魔女が３００人の中から選ばれ、２９日に「仕事」を開始した。 同地にある「ウーキー・ホールの洞窟」は、中世の暗黒時代に魔女が住んでいたという伝説が残る場所。オーディションはこの洞窟に住む魔女を選ぶ目的で２８日に開かれ、自称「カーラ・カラミティ」さんが優勝、年棒５万ポンド（約７８０万円）で専属の魔女に就任した。 オーディションでは女性や男性、子供連れのカップルなどさまざまな応募者が多彩な衣装を身に着けて１分間のパフォーマンスを披露した。カーラさんはヘビの形をしたキャンディを審査員に向かって投げ、魔女伝説をうたった自作の詩を朗読するなどの「魔法」で９人の審査員を魅了した。 カーラさんはＣＮＮの電話取材に応え、友人から応募を勧める伝言が殺到したためオーディションを受けたと打ち明けた。これまでは不動産販売の仕

７月２日、ハンガリーのカトリック教徒らがマリリン・マンソンら出演する音楽イベントに抗議して断食を行っている。 写真は２００７年７月、ブカレストの音楽イベントで歌うマンソン（２００９年　ロイター/Mihai Barbu） ［ブダペスト　２日　ロイター］　米ロック歌手マリリン・マンソンらが出演する音楽フェスティバルが開催されるハンガリーのショプロンで、カトリック教徒らが同イベントに抗議して断食を行っている。　 　教徒らは、教会の周辺で「米国の悪魔崇拝者のバンド」に抗議し、「誤って導かれた人々が許されるよう、善意ある教徒らが祈りや断食をするよう求める」と書かれたプラカードを掲げた。 　「イレスポンシブル・ヘイト・アンセム」や「アンチクライスト・スーパースター」などのヒット曲で知られるマンソンは、４日に同フェスティバルに出演する予定で、数千人の観客が集まるとみられている。

世界地図を手に、地震が起きる場所と体の痛みとの関係を説明するマヤ・ポポーバさん＝ソフィアで、玉川写すパソコンを使って、受講者たちにホロスコープの見方を解説するコルチェマロシュ・マグダ教授（左手前）＝ブダペストで、玉川写す　　 　深刻な金融危機の影響を受ける中東欧の国々で、予言や占いがにわかに脚光を浴びている。科学的な根拠はないが、ブルガリアでは体に感じる痛みで地震を予知するという女性が人気者に。ルーマニアやハンガリーでは占いに心のよりどころを求める人が後を絶たない。神秘的なものへの関心は、不安定な政情や経済危機に見舞われた人びとの心を映しているようだ。 ■「痛みで地震予知」取材相次ぐ 　ブルガリアの首都ソフィアの主婦マヤ・ポポーバさん（５３）は痛みを感じる体の部分で、近く地震が起きる場所を言い当てる。 　５月下旬に隣国マケドニアの地震を「予知した」という記事が地元紙に載って、一気に知名度が