南アフリカ・東ケープ州リボデ(Libode)で、通過儀礼の一環として大人の作法を学ぶ授業を受けるコーサ人の少年(2008年11月20日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【12月22日 AFP】割礼(包皮切除)の際に誤って性器を切断されて万が一生き残ったとしても、その傷は少年の残りの人生に「恥」として刻印される。南アフリカの一部の地域の少年たちが「男」になるには、そうした危険な代償がつきまとう。 東ケープ(Eastern Cape)州に住む、同国で2番目に人口が多い民族、コーサ(Xhosa)人の少年たちは割礼という神聖な儀式を経て「少年」を卒業し、「大人」になる。だが毎年、ろくに訓練を受けていない割礼師による下手な割礼術により、合併症で死ぬ若者たちが後を絶たない。 少年たちは昔ながらに人目につかないやぶの中で割礼を受け、傷が癒えるまでの約4週間、社会の決まりごとや大人の責任な
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