東京都の小池知事は菅総理大臣と会談し、新型コロナウイルスのワクチン接種を進めるため、旧築地市場の跡地を活用し、警察と消防の職員への接種を進める方針を伝えました。 小池知事は21日午後、総理大臣官邸を訪れ、菅総理大臣と会談しました。 このなかで、小池知事は、新型コロナウイルスのワクチン接種を進めるため、東京オリンピック・パラリンピックで輸送車両の拠点となる旧築地市場の跡地を活用し、警視庁と東京消防庁の職員への接種を進める方針を伝えました。 また、国による十分な量のワクチンの提供を要望しました。 会談のあと、小池知事は記者団に対し「予約を今月中にスタートできるぐらいのスピード感でいきたい。都の安全を守る方々を対象にするので、基本的には高齢者との重なりがなく、混乱が防げる。何よりもパイを減らすことで区市町村の負担の軽減にもつながる」と述べました。 一方、5月31日までの緊急事態宣言の延長について