140字以内の「つぶやき」をインターネットで投稿する「ツイッター」を、ビジネスで活用する動きが広がっている。まずは自分のつぶやきをよく見てくれている人たち向けに情報を発信、それを誰かが引用して再投稿していけば、宣伝効果は絶大らしい。地方の中小企業でも戦略的につぶやけば、あっという間に有名企業になるのも夢ではない!? その一方で、風説の流布などの問題が起こりやすいと指摘する専門家もいる。 ■つぶやきに「客」200人反応 「誰かいりませんか? 3900円ですが、3千円でいいです」 三重県伊賀市の自転車ネット通販「クニツサイクル」の林正佳社長(45)は昨年末、空気圧計付き空気入れの在庫処理に困り、ツイッターでそうつぶやいてみた。 売れたことのない商品だったが、つぶやきの読者(フォロワー)が再投稿(リツイート)してからわずか1時間、「買います」と名乗り出る人が登場。「これは使える」と実感した