米国防総省は5日、垂直離着陸機V22Bオスプレイ17機と関連装備を日本に売却する方針を決め、米議会に通知しました。 同省の国防安全保障協力局(DSCA)によると、価格は推定で総計30億ドル(約3600億円)。2015年度の社会保障予算削減分3900億円に匹敵する金額です。 日本政府はオスプレイの購入価格として1機あたり100億円程度を想定しており、15年度軍事費に計上した購入経費も5機分で516億円でした。しかし、米側の提示した価格は1機あたり約212億円で、想定の2倍以上です。 米国製オスプレイの最初の輸出先はイスラエルの予定でしたが、同国が昨年末にとりやめたため、日本が最初の輸入国になる見通しです。このままでは、消費税増税分が社会保障費ではなく、米国の軍需産業を潤すという、異常な対米従属政治になりかねません。 DSCAが通知したのは最新鋭のブロックCで、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾
日本共産党の宮本徹議員は25日、衆院の決算行政監視委員会で、垂直離着陸機CV22オスプレイの危険性について政府の認識をただし、米軍横田基地(東京都福生市など)への配備強行は許されないと迫りました。 宮本氏は、自衛隊の航空総隊司令部が横田基地に移転(2012年)される際、福生市と防衛省との間で「これ以上の基地機能の強化はしない」との「約束」があったことを示し、「市長との約束を破るのは信義則にもとるものだ」と追及しました。 中谷元・防衛大臣は「(約束があったとの)報告は受けている」と認めながらも、「地元に対して説明し、理解を求めていく」としか答弁できませんでした。 米ハワイでのオスプレイ墜落事故(18日)を受け、福生市はじめ橫田基地周辺の住民の不安が高まっています。墜落機と同じ型のオスプレイがすでに配備されているのは普天間基地(沖縄県宜野湾市)。宮本氏が「除去すべき普天間の危険性とは何か」とた
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