官房機密費──首相官邸が使途を明かさず使う年間10数億円ものカネの行方をめぐっては何度も追及キャンペーンが行なわれた。そこで常に立ちはだかるのは、「受け取った側は絶対に明かさない」という不文律だった。 しかし、ついにそのブラックボックスの中身が、当事者の口から明かされた。政府がこの20年間、最大の懸案としてきた沖縄の基地移転問題、それこそが機密費の投入先だったのだ。証言したのは当時の沖縄県知事。いまに続く政府と沖縄の「禁断の関係」について、12月21日発売の週刊ポスト(2016年1月1・8日号)誌上で、ノンフィクション作家の森功氏が明らかにしている。 森氏は地域振興策に名を借りた沖縄に対する飴とムチ政策について、大田昌秀・元沖縄県知事(90)に尋ねた。大田氏は普天間返還の日米合意の当事者であり、橋本龍太郎政権時代に政府とやり取りをしていたが、そんな同氏から驚くべき話が飛び出した。 「沖縄で
疑惑のデパートと化している学校法人森友学園だが、疑惑の追及と同時に、極右政治家たちとの接点もあきらかになっている。「安倍晋三記念小学校」なる自身の名を冠した校名が予定されていた安倍首相はもちろん、23日には稲田朋美防衛相が同学園の籠池泰典理事長に対して昨年10月に感謝状を贈っていた件が国会で取り沙汰された。 本サイトでは昨年12月の記事でこの稲田防衛相の感謝状問題を取り上げていたが、野党の追及に稲田防衛相は事実を認め、感謝状の撤回を示唆。だが、教育勅語を暗唱させる同学園が運営する塚本幼稚園の教育については「教育勅語の中の親孝行とかは良い面だ」などと擁護してみせた。国有地の激安売却だけではなく、同園には差別文書の配布や園児への虐待ともいえる対応にも批判が集まっているが、稲田防衛相はそうした教育実態には問題を感じないらしい。 そして、それはこの男も同じだ。日本維新の会代表であり大阪府知事の松井
「森友学園」28日の会見延期…学園内で見解不一致 調整役の上西小百合議員が明かす 拡大 大阪府豊中市の国有地が格安で売却された問題に揺れる学校法人「森友学園」(大阪市)が28日午後に大阪府庁で予定していた会見が、延期されることが決まった。27日、森友学園から依頼を受けて会見をセッティングした上西小百合衆院議員が、自身のツイッターで明らかにした。 上西氏は27日午後、ツイッターに「明日28日14時から予定しております森友学園記者会見につきまして、学校法人森友学園籠池氏より本日午前11時半に連絡がありました」とし、28日の会見の出席予定者の見解が「森友学園の見解と必ずしも一致するものではない」との連絡だったとした。 上西氏は、森友学園の公式見解を持つ人物が会見する前提で会見設定したため「学園の考えを例え一部でも反映していない会見を行う事は出来ませんから、明日の会見を延期する事に致しました」と記
以下「2015年9月4日」の様子。 宮本岳志議員は、森友学園問題で独自に入手した資料を使い、「2015年9月4日、近畿財務局9階会議室で学園側と、埋蔵物の内容、撤去費用について交渉している。その資料を明示せよ」と追及。「未確認。廃棄した」と逃げていた局長も最終的に「確認」を約束。関係者の招致含め徹底究明してほしい。 pic.twitter.com/OjGUaDMfH5 — knamekata (@knamekata) 2017年2月24日 宮本たけし議員が取り上げた財務局と航空局と森友学園側の設計会社などが会っていた2015年9月4日は、総理は国会サボって大阪入りしてたんですね。前日9月3日は理財局長と会って何かの報告を受けている模様です。https://t.co/H4KaAbCF8q pic.twitter.com/695XjJUvI9 — たつみコータロー参議院議員 日本共産党 (@k
「森友学園」HPに平沼・元経産相の挨拶文は継続掲載中…首相夫人は削除も 大阪府豊中市の国有地が格安で売却された問題に揺れる学校法人「森友学園」(大阪市)が今年4月に開校予定で、安倍晋三首相の昭恵夫人が名誉校長を辞任した小学校の公式HPに、昭恵夫人の挨拶文が削除された後も、自民党の平沼赳夫・元経産相からのエール文面が掲載されたままであることが、ネット上などで話題になっている。 この小学校は問題となっている土地で開校予定で、騒動後に名誉校長として紹介されていた昭恵夫人の挨拶文が削除された。 ただ、現在も総裁・校長の籠池泰典氏の挨拶文とともに、平沼氏が「衆議院議員 平沼赳夫先生」として写真付きで紹介されている。 平沼氏の挨拶文では「籠池先生頑張れ。小学校の教育、これは本当に大切です。幼児教育で大変な実績を挙げられた塚本幼稚園の籠池先生が、此度小学校を建設されることになり、日本にとってこれ程の朗報
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略) 2017年2月27日9時17分 紙面から ★大阪府豊中市の国有地が、近隣国有地の約1割の価格で学校法人「森友学園」に売却された問題について小沢一郎事務所はツイッターで「適正、廃棄、知らない、確認してない、何ら問題はない…。本当にふざけた答弁のオンパレード。タダ同然の売却に何ら問題ないという役所の答弁を聞くと背筋が寒くなる。内政、外政あらゆることがこんないいかげんな感覚で処理されているとしたら、もう最悪である。『政府』たる資格が問われている」と指摘した。 ★24日の衆院予算委で共産党衆院議員・宮本岳志が近畿財務局9階会議室で15年9月4日、問題の小学校土壌改良工事の価
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く