JIEC(東京都新宿区)と近畿大学(大阪府東大阪市)は16日、JIECが開発したAIによる問い合わせ対応サービス「manaBrain(マナブレイン)」によって講義をサポートするV-TA(バーチャル・ティーチング・アシスタント)の有効性を検証した結果、講義内容に関する受講生からの質問に対して、質問応答業務のコストを半減することができたことを発表した。今回の検証結果は、6月4日から7日に新潟で開催される人工知能学会全国大会で発表される予定。 【こちらも】ニチレイフーズと近大、人工知能を使用した原料選別技術を共同開発 V-TAは、IBM Watsonを活用したAI問い合わせ対応サービス「manaBrain」を利用し、学生の質問に対する対応をティーチングアシスタントに代わって行うというもの。従来は、大学院学生が担当していた学部学生に対する助言や演習などの教育補助業務のうち、質問応答をAIが肩代わり