ライブ会場などで、PAさん(音響さん)がマイクチェックされている現場を見たことありませんか? わたくしも過去PAエンジニアを行なっていたときに、息を吸うかのように行なっていました。 そのマイクチェック時に飛び交う「チェック・ワン・ツー」というフレーズについて、解説したいと思います。 「チェック・ワン・ツー」には理由があったスピーカーチューニングのためライブ会場では会場の違い・スピーカーの種類・マイクの種類などさまざまな環境によって音の鳴りが違います。 そこでPAさんは心地よく聞こえるサウンドになるよう、スピーカーやマイクの位置の調整やイコライジングなどの電気的なチューニングによって「低い音〜高い音まで均一に聞こえる状態か」「音量や音圧感」など全体の音を調整していきます。 お客さんに聞こえるメインスピーカーからステージで演奏する際に使うモニタースピーカーまで、実際にマイクで声を出してチェック
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