ブックマーク / onoya.hatenablog.com (6)

  • ヲタ芸再考(4) - onoya's blog

    4.ヲタ芸の死 ハロプロの現場である程度確立したヲタ芸の型は、主に秋葉原で活動するようなマイナーなアイドルに対する応援の文化としていつの間にか定着したらしい。 気がつけば、昨年、今年と、メディアで取り上げられるヲタ芸というものが、もはやハロプロとは何の関係もない現場におけるものになっている。フジ深夜「コンバット」における「オバ芸」にしても、NHK教育で2007年5月に放送された「一期一会 キミにききたい!」にしても、僕からすればなんだかずいぶんヲタ芸が遠いものになったな、という印象。 昨年4月には「ピュアロマンス」という、「ヲタ芸を世に広めよう!」というコンセプトのアイドルまでデビューしている(9月に解散)。(参照 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=oupZqTqjZyQ)映像を見てもらえば分かるけれど、こんなマニュアル化された「ヲタ芸」は、もう死んでいるの

    ヲタ芸再考(4) - onoya's blog
    skicco
    skicco 2008/05/29
    「ヲタ芸は、一般的に認知され、マニュアル化され、こういうものだ、と雑誌で特集され、一般人がふざけて真似し始めたときに、もう死んだ」「そもそも、迷惑行為でもあるヲタ芸が、長生きできるはずもなかった」
  • 2008-05-27

    桃子の話は後でするとして。 前回、前々回のエントリの前田有紀問題に関して、まっとうな批判をもらって、その件に関していろいろ考えた、ヲタの特質について。 ヲタってのは、情報化社会の申し子なのだ。真偽の定かでない情報が溢れに溢れる社会で生まれたのがオタクだ。だから、まず、だまされたくない、というのがある。ヲタの外部から見ると、ヲタこそ最も俗物的なもの(アイドル)にだまされているように思うかもしれないが、それは違う。基的なヲタのスタンスは、「僕はくだらないものだと自覚して(あるいは自らの愚かさに対して自覚的に)、あえてアイドルを応援している」「気で応援している振りをしている」というものだ。こうした相対化の濃度はヲタにより異なるにせよ、なんらかの形でアイドル現象に対して距離を取る志向性を同時に持ち合わせる、というのがヲタである。 よって、「僕はだまされているわけではない、だまされているとしたら

    2008-05-27
    skicco
    skicco 2008/05/28
  • 2008-05-24

    ヤンヤンを今読んでいるところ。 1.ヲタ芸の発生 の補足 さて、まずは上記のエントリの補足をしなければいけない。タイムリーな話題とは言え、こんなりブクマがつくとは思わなかった。ここまでヲタと関係のない外部の方が読むとなると、もっと厳密に言葉を選ばなければいけないし、慎重に語る必要がある。 さてまず上記のエントリはだいぶはしょって語っている。まず、前田有紀がヲタ芸の起源だと言う気はないのでそこは誤解のないよう。あくまでヲタ芸発生の要因の象徴的事例として挙げたということです。 トラックバックもいただいて、極めてもっともな批判をいただいています。ハロープロジェクトの合同コンサートにおける前田有紀の曲でヲタ芸を打つことがなぜ「最悪の応対ではない」のか。これ、実際にハロヲタとして共通体験をしている人にとってはおそらくある程度理解してもらえることだと思っている。ところが外部の視点から見ると、圧倒的に納

    2008-05-24
    skicco
    skicco 2008/05/26
  • ヲタ芸再考(2) - onoya's blog

    2.ヲタ芸の隆盛 さて、基的には推しではない演者のところでするものだったヲタ芸(主にOADやロマンス)は、2002〜2004を流行のピークとしたように思う。 2001年夏にコンサートに初めて参加した僕の記憶では、はじめはPPPHくらいしか統一性のある動きはなかったように思う。そこから年を経るごとにOADやロマンスは次第に現場で広まっていった。 そして、2003年初頭(たぶん2月11日)のテレビ東京の音楽番組「MUSIX!」にて、藤美貴のよみうりランドでのイベントの映像が流れ、「マワリ」をするヲタが晒された。スタジオで矢口真里らが「ステージを見てないんですよ」と「マワリスト」を笑う映像が放送されたことによって、ヲタ芸はアイドルのお墨付きを得たのだ。基的にヲタ芸は「指差されて笑われる」ことを志向している。アイドルに笑われることはヲタにとって至高の喜びであっただろう。この放送がゴーサインと

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    skicco 2008/05/26
  • ヲタ芸再考 - onoya's blog

    前回のエントリを引き継いで、ヲタ芸について考える。過去2年くらいで書いてきたこともふまえて。 ちょっと仕事まで時間がないから途中まで書きます。 1.ヲタ芸の発生 ヲタ芸は広義のものとしてはPPPHも含むとは思うが、批判の対象になるヲタ芸はOAD・ロマンス・マワリ・MIX等になってくると思う。それらが一体どのように発生したのか。おそらく(2000〜2003あたりの)ハロ紺の存在が大きかったのだと考える。 OAD・ロマンス・マワリを現在の形態に完成させた・普及させたのはハロヲタだろうと思う。言うまでもなく、これらのヲタ芸はステージの演者を見ない志向性がある。ヲタ芸をする者はそれに自覚的である。では、なぜわざわざコンサートに来てヲタ芸をするのか、それは不毛ではないのか。そうではない。なぜなら、ハロ紺(ハロープロジェクト総出演のライブ)では、特に好きでもないメンバーが多数出演するため、正直言えばス

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    skicco 2008/05/24
  • 場のルールはどのように形成されるのか - onoya's blog

    MELON GREETING・渋谷O-EAST オールスタンディングは嫌なのだが、たまたま週休でBuono!も出るので見に行く。 渋谷O-EASTなんてところは初めてだ。渋谷のそこらへんはラブホばっかりだが、土地がデコボコしていたり猥雑としていて、オシャレ感とは全く違う毒が感じられて、大通り沿いのいい子ぶりよりは居心地がよい。 到着したら丁度整理番号付近を呼んでいたのですぐ入る。中は蒸し暑い。結構な密度なのに、「前に詰めてください」と言われる。 メロン記念日の曲がよく分からなくなっていた。僕のメロン記念日は2年前くらいから止まってしまっている。 なっきぃがいないので、比較的ライブ中全体をゆったりと見る感じになる、と言っても1メートル先では人がピンボールのようにはじけ飛んでいるのだが。 Buono!の時の狂乱は予想通りすさまじい。押し合いへし合いど突き合いでこける者ありのしかかる者あり。天国

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    skicco 2008/05/21
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