「東京豚骨拉麺ばんから」「旭川味噌ラーメンばんから」といったラーメン店を運営する、株式会社花研(本社/東京・南池袋)代表取締役の草野直樹社長に人気ラーメン店を作るコツや独自の経営術について聞いた。 銀行からの命令で一気に債務超過に 草野社長の父親(光男氏)は、ロードサイドを中心に展開する人気チェーン「くるまやラーメン」の創業者。ラーメンチェーンのパイオニアとして知られ、FC(フランチャイズ)形式で店舗数を拡大して一世を風靡した。 学生時代からくるまやラーメンでアルバイトし、ラーメン屋という職種に関わってきたが、父親から他社で働いてみることを勧められ、卒業後は九州の飲食店で下積みをした。その後、父親からの呼びかけもあり、くるまやラーメンへ戻ることとなった草野社長。その頃はメインバンクを中心に事業資金の融資もあり、年間直営店100店舗出店計画のスタートが決まっている、好調な時期だった。 ロード
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