ブックマーク / toyokeizai.net (23)

  • 「日本スゴイ番組」にドイツから見える違和感

    賞賛番組の信憑性 数年前から、やたらと「日スゴイ」という内容のテレビ番組を見かけるようになりました。この種の日賞賛番組に対する賛否は人それぞれでしょうが、以前のわたしは、そういった番組が結構好きでした。 当時は無自覚でしたが、テレビ番組や報道の影響で「日はアジアの中でも特別」「日海外から注目されている人気の国」という認識を持っていたから、日賞賛にも違和感がなかったのかもしれません。 しかし、2014年からドイツに住むようになって印象は変わりました。 ドイツで日出身者のわたしは賞賛されたか? 「日スゴイ」と言ってもらえたか? 拙著『日人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち』でも詳しく述べていますが、正直、そんなことは全然ありませんでした。日人だからチヤホヤしてくれる人も、日を褒めちぎってくれる人もいません。 むしろ「原発は大丈夫か」「君の家族も朝から晩まで働いてい

    「日本スゴイ番組」にドイツから見える違和感
  • セルジオ越後、「危機の日本代表」をなで斬り

    ――ロシアワールドカップの開幕が迫ってきました。開幕の2カ月前に監督交代という危機的状況で日本代表大会に臨むわけですが、まず、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の解任について、どう感じていらっしゃいますか? ハリルホジッチが解任されたこと自体に驚きはないです。ワールドカップの出場権を獲得したとはいえ、その後は結果を残せていなかったですよね。成績不振の監督が解任されるのは、サッカー界では普通のこと。問題なのは、そのタイミングです。 韓国代表に歴史的な惨敗をした昨年12月のE-1選手権のあと、あるいは、ブラジル代表、ベルギー代表に力の差を突きつけられた昨年11月の欧州遠征のあと、もしくはハイチ代表相手にふがいない内容で引き分けた昨年10月のテストマッチのあとと、解任するタイミングはいくらでもありました。 そもそも、もっと強い相手と、もっと早くテストマッチを行っていれば、もっと早く解任すること

    セルジオ越後、「危機の日本代表」をなで斬り
  • 「コミュ障」が誰とでも仲良く話すための心得

    新年度を迎えた。出会いの季節である。入学、入社、新学年に新部署、新天地……。人生の転機に、たくさんの出会いが待っている。 とはいえ、知らない人と話すのはあまり得意でない、という方もいるだろうし、年齢を重ねるとなかなか新しい知人や友達を作りにくくなると実感している人も多いだろう。今回は、元「コミュ障」で悩んでいた筆者が30年近い“コミュニケーション修業”の末にたどり着いた「誰とでも仲良くなれる」方法をご紹介したい。 周囲の友人などにはなかなか信じてもらえないが、筆者は質的には恥ずかしがり屋で、特に学生時代は自分の容姿に異常なほどコンプレックスを持ち、とにかく自信がなかった。 コミュニケーションの「科学」を学んでから変わった 仕事では、課せられた役割に「憑依」することで、自信ありげに見せてきたが、「素の自分」はシャイなまま。ブサイクだから、「誰も私とは話したくないのではないか」という自意識に

    「コミュ障」が誰とでも仲良く話すための心得