米Sun Microsystemsは米国時間7月30日に,2007会計年度第4四半期(2007年4~6月)と通期(2006年7月~2007年6月)の決算を発表した。第4四半期の売上高は38億3500万ドルで,前年同期の38億2800万ドルから増加。GAAPベースの純利益は3億2900万ドル(希薄化後の1株当たり利益は9セント)で,前年同期は純損失3億100万ドル(希薄化後の1株当たり損失は9セント)を計上していた。 黒字計上は,コスト削減が要因のひとつと見る。売上高の増加は小幅だったものの,営業支出は前年同期の19億7400万ドルから14億8700万ドルに大きく縮小した。粗利益率は47.2%となった。 ちなみに米メディアの報道(internetnews.com)によると,希薄化後の1株当たり利益はアナリストの予測を4セント上回った。同社の決算報告を受け,同社株価は時間外取引で10%上昇した