米Motorolaは米国時間2008年10月30日に,2008年第3四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比15%減の75億ドルで,継続事業による会計原則(GAAP)ベースの純損失は3億9700万ドル(1株当たり損失は18セント)となった。前年同期は6000万ドルの黒字(1株当たり利益は2セント)を計上していた。同社は携帯電話事業分社化(関連記事:Motorola,2009年をめどに携帯電話事業を分離へ)を延期することも明らかにした。 事業別の業績は,モバイル・デバイス事業の売上高が31億ドルで前年同期比31%減少した。営業損失は8億4000万ドルで,前年同期の2億4800万ドルから拡大した。当期に出荷した携帯電話は2540万台。 家庭およびネットワーク・モバイル事業の売上高は前年同期比1%減の24億ドル。営業利益は同65%増の2億6300万ドルとなった。 企業向けモバイル・ソリューショ