新聞などのコンテンツが読みやすい9.7インチ型の「キンドルDX」は従来通りの489ドルとし、廉価モデルとの価格差が大きく開いた格好だ。 アマゾンの値下げは、書店大手バーンズ&ノーブル(B&N)の値下げに対抗したもの。バーンズ&ノーブルは同日、同社の「ヌック(NOOK)」端末の価格を従来の259ドルから199ドルに値下げすると発表した。 バーンズ&ノーブルは同時に携帯電話網のデータ通信機能を備えない、無線LAN(Wi-Fi)接続のみに対応する新モデル「ヌックWi-Fi」を発表し、従来モデルの新価格より50ドル安い149ドルで発売することも明らかにした。 米ニューヨーク・タイムズの記事によると、アマゾンの値下げは、バーンズ&ノーブルの値下げが明らかになった直後に発表された。今後端末の市場は100ドル台時代に突入し、熾烈な競争が繰り広げられそうだと報じている。 また今回の両社の値下げは、米アップ