買収金額は約20億ドル。買収は約16億ドル相当のフェイスブック株と4億ドルの現金で行う。また買収契約にはアーンアウト条項が含まれており、フェイスブックは業績に応じて3億ドルを現金と株式でオキュラスVRに支払う。 オキュラスVRの創業は2012年。本社は米カリフォルニア州のアーバインで、創業者は南カリフォルニア大学の研究機関に籍を置いていた弱冠21歳のパーマ・ラッキー氏という人物。 今回の買収額は、先月買収を決めた米ワッツアップ(WhatsApp)の190億ドルと比べると規模は小さい。だが、一昨年に買収した写真共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」の2倍以上で、同社にとって過去2番目の大型買収となる。 そして、今回注目されているのが、買収対象がハードウエアメーカーであり、これまでのようにモバイルアプリの企業ではないという点だ。 とりわけバーチャルリアリティーという分野は、フェイス