アリババが発売したスマートスピーカー「天猫精霊」(2018年1月2日撮影、資料写真)。(c)CNS/許康平〔AFPBB News〕 シンガポールに本部を置く市場調査会社カナリスによると、世界におけるスマートスピーカーの利用台数は、今年(2018年)の年末までに1億台に到達する見通し。 牽引役はアマゾンとグーグル 昨年末時点における利用台数は4000万台程度だった。これが今年は前年比145%増と、ほぼ2.5倍になるという。そして、2020年には2億2500万台となり、今年の2倍以上に達すると見ている。 興味深いのはメーカー各社のシェアだ。米アマゾン・ドットコムの製品である「Echo」シリーズの今年のシェアは50%超で、同社製品は引き続き過半を占める。これに米グーグルの「Google Home」シリーズが30%のシェアで次ぐという。 一方、米アップルが今年2月に米国、英国、オーストラリアで発売