東京電力福島第一原発の放射能汚染水漏れ問題で、東電の山下和彦フェローは13日、「今の状態はコントロール出来ていないと我々は考えている」と述べ、安倍晋三首相による国際オリンピック委員会(IOC)総会での「状況はコントロールされている」との発言と違う見解を示した。 民主党の汚染水問題対策本部が福島県郡山市で開いた会議で答えた。この会議に同席した資源エネルギー庁の中西宏典大臣官房審議官は「今後はしっかりとしたコントロールできるようにやります」と述べた。 関連リンク(もんじゅ君のエネルギーさんぽ)首相のスピーチ実現を(9/13)汚染水「首相発言の検証必要」 みんな・浅尾氏(9/10)「全部の水、ストップではない」 汚染水問題で官房長官(9/10)「自信あるから言った」 汚染水漏れ対策で安倍首相(9/8)「首相、汚染水の科学的根拠示せた」 石破幹事長(9/8)最新トップニュース