同大移転後、影響くっきり 京都・京田辺キャンパス周辺京田辺キャンパスへ続く坂道を上って通学する同志社大や同志社女子大の学生ら=京田辺市三山木 近鉄新田辺駅前の飲食店街では、学生たちの姿は減少したという=京田辺市田辺中央 京田辺キャンパスの正門=京田辺市多々羅 【泉田洋平】同志社大の文系4学部が4月、京都府京田辺市から京都市上京区の今出川キャンパスに移転し、京田辺キャンパス周辺で影響が出始めている。近鉄の最寄り駅では利用客数が約3割減り、居酒屋も学生客が半分近く減ったと嘆く。学生マンションも空室が目立っている。市は実態調査に乗り出し、対策を検討している。 「もうこの街で、学生だけを相手にして商売していくのは無理。寂しいね」 京田辺キャンパスができた1986年からJR同志社前駅前で営業する定食屋「わふう家どん」の店長稲葉豊一(とよかず)さん(59)は嘆く。 続きを読む この記事の続きをお読みい