子どもが小さい頃は、それはそれは察し良く相手をしていました。 特に言語を解さない時期は、こっちが察しないと延々と泣き続けたり、ぐずりますからね。自分の意思を上手く表現できず、かつ、身体も上手く動かせない状態ですから、本人がしんどくならないように、そして、しんどい子どもの横にいるのが苦痛にならないように、気を付けていました。 具体的には、体調が悪いんじゃないかとかってレベルではなく、お腹が空いているんじゃないかとか、喉が渇いているんじゃないかとか、気温が合わないんじゃないかとか、それはもう子どもの表情・立ち居振る舞いから得られる情報を可能な限り収集し、過去の事例との比較対照でもって、子どもが不快になる要素を排除しまくっていたものでした。 「なんやこのおもちゃ、おちてるがなー!」「おお、それは直します直します」 が、子どもが言語を解するようになり、そして、子どもの身体と精神が徐々に徐々に成長す