ことし8月の台風10号による大雨で、災害弱者の避難を呼びかける「避難準備情報」の意味が正しく伝わらなかったことを受けて、国は、「避難準備情報」の名称を「避難準備・高齢者等避難開始」に変更することなどを決めました。 これを受けて国は26日、高齢者や障害者などが避難を開始するタイミングであることを強調するため、「避難準備情報」を「避難準備・高齢者等避難開始」に変更しました。また、直ちに避難するよう自治体が指示する「避難指示」については、「避難指示(緊急)」に変更しました。自治体が、速やかに避難するよう促す「避難勧告」に変更はありません。 避難に関する情報の在り方を議論してきた国の検討会では、これまで名称の変更について積極的な意見は少なく、26日にまとめられた提言では、もし名称を変更する場合には実務面での運用を考慮し、できるだけ短くすることや、避難準備の単語は残すべきなどしていました。 新たな名