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ブックマーク / ncode.syosetu.com (4)

  • のぞみの台車亀裂の件について、もうちょっとだけ詳しく調べてみた

    12月11日に発生した新幹線史上初の重大インシデントであるが、どうも気になったのでちょっと改めて調べてみた。 調べてみた理由はたった1つで、「今回の件が運用上の問題とは思えなかったから」である。 以前より私は様々な技術関連の講義やら講演などに参加してきたが、その中で頭の中に残っていた言葉があった。 それは「新幹線や特急車両の台車枠と呼ばれる存在は、目視可能な亀裂が発生してから16万km前後は運転最高速度で運転しても破断までに至らない」という話である。 今回の事故の後、改めて台車が公開され、専門家による検証や周囲の金属関係に詳しいものたちの話にむしろ違和感を感じたのだ。 それは「これは普通に蓄積された疲労限界を超えた金属疲労による破断だ」という話だ。 ちょっと待って欲しい。 車体ならまだしも「台車」がそう簡単に金属疲労による破断を起こすのか? 正直な所、鉄道系は特許出願が少ない事情があるため

    のぞみの台車亀裂の件について、もうちょっとだけ詳しく調べてみた
  • ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった - ラヴェル船長の受難とソビエト及びロシアだけが保有する衛生管理技術

    宇宙におけるある事柄について、とくに強く訴えた宇宙飛行士がいる。 その男の名はジム・ラヴェル。 とある宇宙飛行と、ある映画の大ヒットによって非常に有名になった男である。 この名前が出ると恐らく普通の人間なら「もっと宇宙飛行は安全性を考慮すべきだ!」と思うかもしれない。 しかしラヴェル船長はアポロ13号にて帰還した会見にて最も困難だったことについて触れているが、それはアポロ13号が戻ってくるかどうかよりも彼にとって重要な事柄だった。 これは彼が3度も遭遇した受難の記録であり、彼の自伝を読むと何度もその件について触れている記録。 ではまず、アポロ13号からはすこし時を戻す。 1961年。 公式記録上、人類が初めて空を飛んだ日。 この日を境にして人は地球の外を飛ぶようになる。 米国は自国の遅れから大急ぎで宇宙船を急造して飛ばすが、ハッキリ言えばマーキュリー計画とは核弾頭の代わりに人を核ミサイルに

    ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった - ラヴェル船長の受難とソビエト及びロシアだけが保有する衛生管理技術
  • がーちゃん - 『暮れに吹く風(3)』『攫い雲(4)』『金魚姫(5)』

    『暮れに吹く風』 田舎の夏は終わるのが早い。 お盆休みをずらして、八月も終わりの頃に実家に帰省した私は、行き交う風に秋の気配を感じ始めていた。 母が炊事場で夕の準備をしている音が聞こえる。ネット回線も十分に通じていなければ、満足に携帯電話も使えない実家には娯楽と呼べるものはテレビかラジオくらいしかない。朝起きてからというものだらだらと寝そべってテレビばかり見続けていたお陰で、すでに飽きがきていた。 アイスを頬張りながら、縁側に足を投げ出し、閑散たる田園と山々の景色をぼうっと見る。不意に読書をしようと思い立った。考えてみれば、学生時代は結構な読書家だったのだ。書店を巡り、古を眺め、目に付いたは片っ端から読み耽っていた。 社会に出て、なかなか忙しかったこともあり、しばらくはとも距離を取らざるを得なくなっていたが、これを契機に再び書物に埋もれるのも悪くない。結論付けて、自室へと足を向けた

    がーちゃん - 『暮れに吹く風(3)』『攫い雲(4)』『金魚姫(5)』
  • 試される大地

    この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。 今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。 2025年夏、突如として出現した膜は北海道と北方4島をすっぽりと覆ってしまう。 最初は生体が生きて通過できないという制限だけだったが、少しづつ膜が変化を始め、最終的には物質の通過ができなくなるという想定に、いずれ来る隔離に備えるべく、北海道は未だ使用可能だった青函トンネルを使って文明維持に必要な機材・技術の搬入に全力を投入した。 完全隔離後は4島のロシア人と共同で新政府を発足させるも、強引な手法と物資統制に国民の不満は広がっていく… 新世界との交流を通して北海道の劇的な変化が始まる。 以前、理想郷で書いていたものを全面改訂しました。 序章 2012/11/11 01:24 世界観設定 2012/11/13 01:10(改) 人物設定 2012/11/13 01:

    試される大地
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