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2019年3月5日のブックマーク (3件)

  • スコット・サムナー「ツイッターポリコレ棒の原理」

    Scott Sumner ”Shaming” The Money Illusion, January 11, 2019 私はTwitterを利用していないが,誰々は政治的に正しくないと告発するツイートについて議論するニュースを時折目にすることがある。こうしたツイートについてどのように考えればいいだろうか。原則的には,告発は攻撃的なコメントや振る舞いを抑えるという大事な公的機能がある。しかし,政治的に正しくないスピーチを告発することは効果的ではないように思える。どうしてか。 真正面から解釈すれば,告発ツイートは様々なレイシスト(民族差別的)あるいはミソジニスト(女性差別的)的なコメントに対する罰だ。これは真実かもしれないが,現実にあまりうまく当てはまるようには見えない。実際のレイシストないし性差別主義者は,彼らを罰しようとする告発ツイートによって打撃を受けていない。対照的に,一般的に打撃を受

    スコット・サムナー「ツイッターポリコレ棒の原理」
  • 医学書院/週刊医学界新聞(第3312号 2019年03月04日) 第3312号【interview】 オープンアクセスの進展と査読のこれから

     【interview】 オープンアクセスの進展と査読のこれから 佐藤 翔氏(同志社大学免許資格課程センター准教授)に聞く 学術情報をインターネットから無料で入手でき,技術的・法的にできるだけ制約なくアクセスできるようにする「オープンアクセス(Open Access;OA)」が進展している。その一方で,適切な査読を行わずに不当に利益を得ようとするOA雑誌の存在が指摘されており,「ハゲタカジャーナル」として日のメディアでも報道されるようになってきた。 論文投稿あるいは文献検索などの機会が多い医療者にとって,OAは身近な話題となりつつあるだろう。OAは今後どのような形で進展するのか。その際に生じる課題にどう対応すべきか。図書館情報学を専門とし,OAの問題に詳しい佐藤翔氏に聞いた。 OAメガジャーナルの興隆と停滞 ――学術論文のOA化の進展状況から教えてください。 佐藤 OA運動が成立した契

    医学書院/週刊医学界新聞(第3312号 2019年03月04日) 第3312号【interview】 オープンアクセスの進展と査読のこれから
  • 「おまえ、noteぐらいやっとけよ」と若者に煽られる選ばれし者の記憶|山本一郎(やまもといちろう)

    母校、慶應義塾中等部は、部活棟こそ無くなったものの31年前私が通っていたころと変わらぬオンボロぶりでありました。 いや、校舎はボロくてもいいんですよ。 学ぶ諸君が楽しく中学時代を送ることさえできれば。 私はあまり楽しい中学生生活を送りませんでした。 数学研究会に入りオタク道を進む傍ら、草野球をやり、ゲームセンターに寄り道する日々。いまでこそ、かつての先輩同窓後輩はFACEBOOKに溢れ、日々仕事に家庭に活躍される皆さんがたと昔日を惜しむかのような交流をさせてもらっていますけれども、私は慶應義塾中等部が好きではなかったのだよ。 46歳になったいまようやく中学生時代の自分を客観視できますが、自分のしたいことを、全部はできない、誰からも理解されていないという、悶々とした日々を送っていたのです。 学校なんて燃えればいいのに。 先生もクラスメートも、みな死んでしまえばいいのだ。 このようなイケてない

    「おまえ、noteぐらいやっとけよ」と若者に煽られる選ばれし者の記憶|山本一郎(やまもといちろう)