安彦良和の金言! クールなジャパンに届け! トークも終盤となり、最後に板野氏は、アニメ史における安彦氏の仕事の重要性を語る。少々長くなるが、ここからの言葉は記録として残すことに意義があると思うので、ほぼそのまま掲載したいと思う。現役アニメーター、あるいはクリエイターを目指す人はぜひご一読願いたい。 板野氏:氷川さんや庵野君に感謝です。今もう二歳以下の子どもを除けばほぼ『ガンダム』というネームバリューは通じると思う。それはアニメを安彦さんと富野さんが支えた証拠、歴史じゃないですか。それは大事なものです。安彦さんの原画集も、後輩に全員買わせました。自分のところにサインを入れて(笑)。安彦さんの絵のところはダメだよ! と言って。 安彦氏:原画集のオファーが来た時、それはちょっとダメでしょって断ったの。そしたら庵野君が来て、えっ? あの庵野君が? と。実際に会ってみると、板野君が"板野さん"て呼ば