JR西日本は、利用客が少ないローカル線について、初めて路線ごとの収支を公表しました。 収支を公表したのは、JR西日本が路線を維持することが難しいと考える、17路線の30区間です。 新型コロナの影響が出る前の2019年度に、1日の乗客数が2000人未満だった区間が対象になっています。 このうち近畿では、小浜線の敦賀~東舞鶴間や加古川線の西脇市~谷川間など8つの区間が含まれています。 JR西日本によると、小浜線ではかかる費用のうち収入で賄えた割合は14.8%、加古川線では6.4%だったということです。 【JR西日本総合企画本部地域共生部 飯田稔督次長】 「新型コロナを経て人々の行動変容が一気に進み、当社がこのまま単独でやっていくというのは非常に難しい」 赤字路線の実情を明らかにすることで、鉄道を存続させるのか、ほかの交通手段に転換するのか、自治体などとの議論に活かす狙いです。 対象となったきの
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