ソフトウェア開発において、プログラマが書いたコードにバグが含まれていることは避けられないことです。だとすれば、そのバグをプロジェクト完了までにどうやって発見し、修正し取り除いていくかはソフトウェアの開発プロジェクトにおいて重要な作業の1つでしょう。 バグを取り除くための鉄則は、できるだけ早い段階でバグを見つけ出すことです。コードを書いたプログラマの立場になって考えれば、コードを書いた直後にバグを指摘されれば、比較的容易にその原因を把握して修正する作業にとりかかれることでしょう。 時間がたつほどデバッグのコストが上がる しかしコードを書いて3日後、あるいは1週間後にバグが発見され、「ここにバグがあるようなので調べて直してほしい」と指摘されたプログラマは、まるで他人が書いたコードを読み解くようにあらためてコードを読み直し、なぜそのようなコードになっているのかを調べつつ、あるいは思い出しつつ修正