はじめに 機械学習ブームなどにより、 Python を触り始める Rubyist が増えてきたと思います。その際に問題になりやすいのが環境構築です。Rubyだと rbenv がデファクトスタンダードになっているのに、なぜか Python には pyenv に否定的な意見が多いんですよね。 私は pyenv を使っていますし、便利だと思っています。また、 Ruby は殆ど使わないのですが、RubyとPythonのツールスタックの違いについても調べました。 (参考: gem, bundler と pip, venv の比較) その視点から、 Rubyユーザーが自分でpyenvの使い方を自分で決める上で知っておいた方が良いだろうなと思う Ruby と Python の環境の違いをまとめてみます。 tl;dr 丁寧に解説しても、「Python使うにはこんな長い記事を読まないといけないの」とすぐに否
2017年5月12日(金)から13日(土)にかけて開催されたDB(ドイツ鉄道)オープンデータハッカソンに参加してきました。友人であるドイツ人の大学教授から、4月末に「こんなイベントがあるんだけど来ない?」と誘われて、反射的に「行く!」と答えてしまったのですが、あれ?もう2週間しかないじゃん、しかも場所がベルリンってドイツじゃん、ってなって、でも、行ってしまいました。学生も、場所のことを隠して「面白そうなハッカソンがあるんだけど一緒に行かない?」って誘ったんですが、さすがにバレちゃいました。 今回のハッカソンはJR東日本がパートナー? Webページに大きく、E5系新幹線とドイツのICEが手を繋いでいる絵が出ていますね。実は今回のハッカソンの目玉として、JR東日本がパートナーとして参加しているのです。だからドイツ人の先生も私を誘ってくれたのですね。JR東日本はDBと技術提携をしており、それが今
Kotlin が Android の公式言語になることが Goole I/O 2017 で発表されました。 Java プログラマが Kotlin を始めることがこれから多くなると思うので、 Kotlin をスムーズに始められるように次の 3 点についてまとめます。 Javaとほぼ同じところ 新しい考え方が必要でつまづきがちなところ Kotlinならではの便利なこと すべてを一つの投稿にすると長くなるので連載形式とし、本投稿では最初の「Javaと同じところ」について説明します。 Kotlinって何? 本題の前に、 Kotlin について簡単に説明します。 まずは↓の Android のコードを見て下さい。これは Android Studio が生成するテンプレートの Kotlin 版です。 Android アプリ開発者であれば、初見でも概ね何をしているのかわかると思います。 class Ma
Wandbox は、オンラインでコンパイルや実行が試せるサービスで、主に私(@melponn) と @kikairoya で作っています。 以前 Wandboxを支える技術 というのを書いていたのですが、そこからかなり変わっているため、改めて今の中身がどうなってるかについて書いていきます。 Wandbox は、Wandbox 本体と、各種コンパイラをビルドするための Wandbox Builder に分かれています。 ソースコードは wandbox と wandbox-builder にあります。 2019/9/26 追記: Wandbox のビルドを CMake に移行した話 を書きました 犬小屋と牛舎 Wandboxはバックエンドとフロントエンドで分かれていて、フロントエンド側が 犬小屋(kennel) 、バックエンド側が 牛舎(cattleshed) という名前になっています。 犬小
RettyでAndroidエンジニアとして働いている福井 と サーバサイドエンジニアの石田です。 本日Googleから「AndroidでKotlin正式サポートする」と発表されました! 🎉🎉 そんなKotlinですが、弊社では去年2月頃からプロダクトに導入しています。今回はその歩みと一年以上使ってきた感想をご紹介します。 Androidでの導入事例 最初にKotlinを導入したのはAndroidチームでした。タイミングとしては1.0が正式リリースされる少し前から導入を検討していました。 まずはプロダクトと直接関係ない小さなアプリを書き、これで行ける!と判断したのと正式リリースのタイミングがちょうど重なり導入を決断しました。1 プロダクトに導入する際は、新規ファイルを作成する時にJavaではなくKotlinで書くといったようにファイル単位でじわじわKotlin化していきました。今ではJa
先週、動画変換ファイルアプリ HandBrake のMac版によってマルウェアに感染との報道がありました。(日本語記事参考: 動画変換ソフト「HandBrake」Mac版にマルウェア感染の危険性 | CNET Japan)2つの配信サーバのうちの片方で、感染したHandBrakeアプリが3日間公開された状態になっており、ダウンロードして起動するとそのコンピュータは攻撃者による遠隔操作が可能な状態になる、というものです。 運が悪く、さらにコンピュータ運にも恵まれず、公開されていた3日の間に感染したHandBrakeをダウンロード、起動したためにプログラマのMacが感染してしまいました。 その結果、どこかの、誰かに、私たちのアプリのソースコードが盗まれました。 続けて、以下の大切な3つについてお知らせします: ・今回の攻撃者がユーザ情報にアクセスした兆候はまったくありませんでした。 ・さらに、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く