HTTP Variants IETFのHTTP WGやQUIC WGのチェアをしているmnot氏より、キャッシュの効率が改善する「Variants」というHTTPレスポンスヘッダを定義する「HTTP Variants」という提案仕様が出ています。 この機能は、Fastly VCLの機能の標準化のようです。 少々想定している背景がわかりづらいのですが、自分なりに簡単にまとめてみる。 背景 Webにおいて、サーバはクライアントからのリクエストヘッダを見てコンテンツを出し分けています。 例えば、Accept-Languageリクエストヘッダを見てコンテンツの言語を変更しています。キャッシュサーバももちろんこのAccept-Languageを見て、それぞれ毎にコンテンツをキャッシュする必要があります。 次の例を見てみましょう 1. ブラウザは下記のHTTPリクエストを送信する GET /foo H
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