サーバー間 GraphQL と webmock-graphql の話 / server-to-server graphql and webmock-graphql

ここ数ヶ月にわたって、WebPayはAPIのエラーにまつわる変更を少しずつ行ってきました。 それに付随してドキュメントも拡張しましたが、変更の背景について十分に説明できていない部分がありました。 この記事では、最近のエラーに関連した変更の背景を紹介し、今後どのようにエラーをハンドルすべきか説明します。 記事の内容は執筆時点のものであり、今後同じようにエラーやAPIの変更を行うことがあります。 変更があっても記事の内容はその時点の内容を保持し、ウェブサイトのドキュメントのみ更新します。 必ずウェブサイトのドキュメントを合わせて参照し、手元で動作確認を行ってください。 エラーはなぜ起きるのか WebPayのAPIは、リクエストされた操作ができなかったときにエラーを返すように設計しています。 可能なかぎりエラーにならないような設計、実装を心がけていますが、エラーは絶対に避けられません。 例えば、
エンジニア組織を強くするための本を出版しました Qiitaでエンジニアリングをめぐる様々なコミュニケーションの問題とその解決策や考え方を書いてきた。それらの背後にあるエッセンスをこの度書籍として出版するに至りました。 エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング この書籍は、エンジニアリングを「不確実性を削減する」という第一原理で捉え直し、様々なエンジニアリングとその間のコミュニケーションをめぐる現象を説明していくものです。 デメテルの法則 別名最小知識の法則。デメテルは、豊穣の女神。アスペクト指向などの研究であった「デメテルプロジェクト」に由来。 基本的な考え方は、任意のオブジェクトが自分以外(サブコンポーネント含む)の構造やプロパティに対して持っている仮定を最小限にすべきであるという点にある。 単純化して説明すると、オブジェクトの"メンバーのプロパテ
まったく個人的なモチベーションの問題から、前回の最終更新から2年以上が経過してしまい、多くの読者のみなさんにはご心配をおかけいたしました。「プログラミングに関して調べたことや日々感じたことをメモとして残していきたいと思います。」というもともとの原点に立ち返って、あまり気負わずに、また今後も時々更新していけたらと思います。今までこのブログの主なテーマとして、JavaEEやSpringといったような、いわゆる業務開発で使われるような技術を中心としてきたわけですが、最近Springを使ったJavaの開発に(アーキテクトではなく)プログラマーとしてちょっと参加する機会があったので、その時気づいたこと、感じたことを書いてみたいと思います。 さて、皆さんはアーキテクチャやアーキテクトという言葉に対してはどのようなものをイメージするでしょうか。システムのセキュリティを確保するための方式であったり、大量の
Natasha Murashevがブログで、API Strategy and Practice Conferenceにおける、Michele Titolo (先月、「 Ruby RoguesメンバとiOSエンジニアのAPI議論」で紹介しました。)とEtsyのPaul Wrightの講演のポイントをまとめてくれています。 1) スピード ユーザは待ってくれない。300msで、リクエスト / レスポンスの処理 / ユーザに結果の表示をする。 2) RESTが常にベストとは限らない 以前のEtsyのAPIリソースはDBスキーマのミラーになっていた。クライアントがリスティングのリストを受け取ったら、ユーザがFavoritedに指定しているリスティングIDを取得するために、再度APIコールする必要があった。クライアントのAPIコールが増えると、クライアントのスピードが落ちる。また障害の可能性となるポ
ちょっと前にTwitterでAPIのバージョニングをどうやるかみたいな話をしていたのですが、そのへんもやもやしているので少し整理しておきたいなと。 APIのURLを/api/v1/*とかってやるの、やめたほうがいいとおもうんだけどなぁ。いざv2を作るとなったときに、大量のコピペが発生して後悔するよ、って伝えたい。— Kenn Ejima (@kenn) February 28, 2014 さて、これについて色々と異論・反論も含めた意見が出たのですが、まずは、大昔にURL方式(=コントローラ分割)でやってきて後悔したぼくが、(5年ぐらい前から)現在はどうやってAPIのバージョンを管理しているか?について紹介します。 基本原理としては、コピペが多発する根っこで分岐(=コントローラ分割)じゃなくて、必要最小限のところで限局的に分岐するのがいい、という考え方に基づきます。 一言でいうと、「パラメー
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