Armの対抗として注目を集めている「RISC-V」。そのRISC-Vを採用したプロセッサの設計を行っている「SiFive」とIntelが最近急接近しているという。既にIntelが、ファウンドリサービス(半導体製造サービス)でSiFiveのプロセッサを採用している。さらに、SiFiveをIntelが買収するのでは、といううわさも。ただ、それには不安な要素も……。 プロセッサ、特に最近では「RISC-V」に注目している人であれば、「SiFive」という会社の名を聞いたことがあるだろう。RISC-VはオープンなRISC命令セットの規格であり、最近、特に人気が高まっている。 その起源は、カリフォルニア州のカリフォルニア大学(UC:University of California)バークレー校にある。現在、規格そのものはRISC-V Internationalという非営利団体(本拠地はスイス、中立性
![第254回 IntelがRISC-Vに急接近、でも組み込み向けは失敗の歴史?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b8c6fb32351f5e37d5fa38358ef893554c651229/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F2107%2F26%2Fcover_news019.png)