Kaigi On Rails 2020 発表資料。 ActiveJob(sidekiq)の限界とKafkaを採用してサービス分割する上での戦い方の例について紹介する。
先日 LINE が開発するライブラリ Decaton が OSS として公開されました。 Decaton は Kafka を利用したジョブキューライブラリで、LINE 社内で幅広く利用されています。 GitHub - line/decaton: High throughput asynchronous task processing on Apache Kafka 今回の記事では、LINE で Decaton がどのように利用されているか、実際に利用されているプロダクトの実例を交えて紹介します。 Decaton とは? Decaton は LINE 社内で非同期処理を行う際のジョブキューとして利用されているライブラリで、データストアとして Kafka を利用しています。 Kafka には、ストリーム処理を扱う公式のライブラリとして Kafka Streams があります。しかし、Kafka
Kafka StreamsにはWindow Aggregationという仕組みがある。 特定の時間間隔毎にイベントの数を数えたり等を行うための機能だ。 で、それを利用してユーザー毎のイベント実行回数をカウントする処理を書いていたのだが、何故か結果が合わない。 テストコードでは再現しないし確率的に結果がズレるという状況が発生した。 物凄くハマったが、原因は未来のtimestampが来た時の処理にあった。 検証バージョン kafka-streams-2.4.0 問題の詳細 一度書き込んでバックエンドのKafkaトピックまでデータが届いているにも関わらず、データを再度取得しようとした時に既存の集計カウントが取得できない。 そのためカウントがリセットされるし、他の箇所でも結果が取得できない状態になっていた。 確実にput処理は行われている 紐付いているKafkaのトピックには確実にデータが届いてい
LINE株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。 LINEヤフー Tech Blog みなさんこんにちは、LINEのサーバーサイドエンジニアの長谷部です。普段は、最近でいうとLINE Login や LINE Customer Connect などの開発を担当しています。 2018年の年始に LINEのお年玉 というイベントを実施し、その開発を担当しました。今回の記事では、LINEのお年玉のアーキテクチャの紹介や、当日実際に発生した問題(サービス過負荷起因のkafka consumer遅延)などの振り返りについて書こうと思います。 LINEのお年玉とは お年玉イベント期間中に、お年玉とLINEスタンプをセットで「お年玉つきスタンプ」として販売しました。対象スタンプを購入したユーザーさんは、スタンプ購入数 x 1
みなさんこんにちは、LINEのサーバーサイドエンジニアの長谷部です。普段は、最近でいうとLINE Login や LINE Customer Connect などの開発を担当しています。 2018年の年始に LINEのお年玉 というイベントを実施し、その開発を担当しました。今回の記事では、LINEのお年玉のアーキテクチャの紹介や、当日実際に発生した問題(サービス過負荷起因のkafka consumer遅延)などの振り返りについて書こうと思います。 LINEのお年玉とは お年玉イベント期間中に、お年玉とLINEスタンプをセットで「お年玉つきスタンプ」として販売しました。対象スタンプを購入したユーザーさんは、スタンプ購入数 x 10個 のお年玉が付与されます。 こういったメッセージが受信されます ユーザーは自分がもっているお年玉を友だちに直接送ったりグループに送信することができ、お年玉を受け取
大量のデータを高速に収集できるメッセージ処理システムとして知られる「Apaceh Kafka」が、正式バージョンとなる「Apache Kafka 1.0」に11月1日付けで到達したことが、Kafkaの主要な開発元であるConfluentから発表されました。 Apache Kafkaはスケーラビリティに優れ、大量のデータをリアルタイムに処理する機能を備えたソフトウェアです。 さまざまなアプリケーションやシステムから送られてくるログや大量のセンサーなどから生成されるデータなど、リアルタイムに送信されてくるストリームデータをいったんKafkaで受け止め、それをまとめてHadoopなどの分析エンジンに渡してデータの分析を行う、といった形で使われます。 また、その名称は「変身」などで知られる作家のフランツ・カフカにちなんだものとされています。 バージョン1.0では、Stream APIの強化、Jav
Apache Kafkaを用いたリアルタイムデータ処理の商用サービスを提供しているConfluentは、Apache Kafkaに対応したオープンソースのSQLエンジン「KSQL」のデベロッパープレビューをリリースしました。 Apache Kafkaはスケーラビリティに優れ、大量のデータをリアルタイムに処理できるソフトウェアです。さまざまなアプリケーションから送られてくるログや大量のセンサーなどから生成されるデータなど、リアルタイムに送信されてくるストリームデータをいったんKafkaで受け止め、それをまとめてHadoopなどの分析エンジンに渡してデータの分析を行う、といった形で使われます。 KSQLは、このKafkaに対応したSQLエンジン。これによりJavaやPythonで複雑な処理を記述しなくとも、ストリームデータを柔軟に加工できるようになります。 SQLとKSQLの違いとは? 一般的
class: center, middle # Apache Kafka<br/>を使った<br/>マイクロサービス基盤 [2016/01/31 Scala Matsuri](https://scalamatsuri.org/) ![CC-BY-NC-SA](https://licensebuttons.net/l/by-nc-sa/3.0/88x31.png) --- class: center, middle 発表後に追記 [当日の発表動画はこちら](https://www.youtube.com/watch?v=64HNeksRx5I) --- class: middle <img src="image/xuwei.gif" alt="icon" width="100" height="100" /> - twitter [@xuwei_k](https://twitter.com/
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