You signed in with another tab or window. Reload to refresh your session. You signed out in another tab or window. Reload to refresh your session. You switched accounts on another tab or window. Reload to refresh your session. Dismiss alert
Goアセンブリの書き方からビルド方法までを一通り調べました。Goアセンブリを書いたことのない人がコードを書いてリンクできるところまでは一通り書いているつもりですが、Goアセンブリの言語仕様を網羅してはいないので、興味があれば最後に書いた参考情報も読んでみてください。 この記事ではGo 1.16.xでAMD64命令セットを扱いますが、具体的な命令や値のサイズ以外は、他のアーキテクチャを使う場合でもだいたい同じだと思います。 アセンブリコードの書き方 GoのアセンブリはPlan 9アセンブリを概ね踏襲していて、AT&T記法です。整数を受け取って、それに2を加算した値を返す関数func add2(i int32) int32を書いてみましょう。アセンブリのコードは.sファイルに書きます。また、アセンブリはアーキテクチャに強く依存するので、Goの習慣にしたがってファイル名にはアーキテクチャ名も入れ
この記事について Go言語公式から提供されているThe Go Programming Language Specificationという文章があります。 実際のThe Go Programming Language Specificationのページ画面 この文章、個人的にはじっくり読んでみると結構得るものが大きいな、と感じるものです。本記事では The Go Programming Language Specificationって何が書いてあるの? 読んだら何がわかるの? 読むときにはどういうところに注目したらいいの? 英語難しいから単語教えて! という疑問に答えながら、The Go Programming Language Specification精読の布教を行います。 The Go Programming Language Specification とは? The Go Prog
Today the Go team is very happy to announce the release of Go 1.16. You can get it from the download page. The new embed package provides access to files embedded at compile time using the new //go:embed directive. Now it is easy to bundle supporting data files into your Go programs, making developing with Go even smoother. You can get started using the embed package documentation. Carl Johnson ha
こんにちは、TIGの辻です。Go 1.16連載の3記事目です。 Go1.16でアップデートがあった io/ioutil パッケージが "deprecated" になる話題のまとめです。 サマリ Go1.16から io/ioutil パッケージの機能が os と io パッケージに移行した これから新しく実装するコードは io や os パッケージの新しい関数を使うことが推奨される io/ioutil パッケージが "deprecated" になるが "deprecated" といっても将来壊れる、ということではない 既存のコードは動作し続ける go fix コマンドは未対応 内容Go1.16から io/ioutil パッケージに含まれる関数が "deprecated" になります。関連するプロポーザルは #40025 と #42026 です。Package names で良くないパッケージ
Today’s Go security release fixes an issue involving PATH lookups in untrusted directories that can lead to remote execution during the go get command. We expect people to have questions about what exactly this means and whether they might have issues in their own programs. This post details the bug, the fixes we have applied, how to decide whether your own programs are vulnerable to similar probl
2022年8月、Go 1.18対応版にアップデートしました 久しぶりのGoネタです。Go 5 Advent Calendar 2020の18日目が空いていたので書きました。 Goで実装されたコマンドでは、ビルドした時点のバージョンを埋め込むため以下のようなMakefileを用意することがあると思います。 .PHONY: build build: go build -ldflags '-X main.Version=$(VERSION)' しかしこの方法では、go installなどMakefileを経由せずビルドしたバイナリには適切なバージョンが埋め込まれない問題があります。個人的な意見では、可能な限りgo getでインストールできる状態を維持した方が良いと思っていますが、バージョンを埋め込むためには他に方法がないので仕方がないと理解していました。しかしGo 1.19現在、runtime/
この記事はGo Advent Calendar 2020 16日目の代打記事です。奇しくも16日目にGo1.16の話をすることになりました。 【追記】タイトル改題しました 状況が落ち着いてだいぶ経ったのと、未だに多くの方にこの記事を見ていただけていることから、Go1.16での変更というより、今を生きる私達がどうすればいいか、という点にフォーカスしたタイトルに改題しました。本文に変更はありません。一応注記すると、go get が廃止になったわけではなく、普段の開発フローで使うことはまずなくなった、という意味です。(一通り読んでいただければお分かりいただけるかと。) 【追記】Go1.18について ついに待望のGo1.18がリリースされましたね! https://go.dev/doc/go1.18#go-command そして予告通り go get によるインストール機能は削除されました。どうし
はじめに 本記事は、 DeNA Advent Calendar 2020 の 11 日目の記事です。 突然ですが、「コンパイラのコードを読んでみよう」なんて言われても、「どうせ巨大で難解で複雑なロジックを理解しないと読めないんでしょ?」と思いませんか。 コンパイラの構造を理解しようとしても聞いたことのないような専門用語がずらりと並び、コードを読もうとしたらそれらをすべて完全に理解してないと一行も理解できないんじゃないか...。Go のコンパイラ gc のソースコードを読むまでは、私もそう思っていました。 しかし、あまりにも暇な休日のある日、思い立って gc のコードを読んでみました。すると、「コンパイル」という難解な響きの処理も、一つひとつを小さなタスクに分解することで、少しずつ読み進めることができると分かったのです! 何よりも感動したことは、 gc そのものが全て Go で書かれていて、
この記事は Go 4 Advent Calendar 2020 1日目の記事です。 激しい議論を呼んだことで有名な Go 2 の type generics は、Go 2 → Go 1 translator である "go2go" を介して既にお試しできる状態になっている。 この記事は、Go 2 における type generics のありようについて述べたり議論したりするものではない。お試しできるようになった今、それがどのような雰囲気で、どのように実用できそうかといった個人的感想を紹介する。どうぞ気軽に読んでほしい。 tl;dr Type generics の使い心地は思ったより良い 各種制限も妥当に設定されているように思える Go 1 に translate されたソースコードの見た目は素朴で直感的 今まで冗長に書かざるを得なかった部分を安全に短くするのに使えそう Python の i
今回も誰も興味ないシリーズなので今まで書いてこなかったのですが、Semantic Versioningに関して幻想を抱いている人がいる可能性があり、そういう方にどうしても現実を知っておいて欲しかったので書きました。3行要約(と可能なら余談)だけでも読んでいただけると幸いです。 3行要約 Semantic Versioning 2.0.0にはバージョン"比較"の定義はあるが、バージョン"制約"(>= 2.1.3みたいなやつ)の定義がない その結果、同じsemver準拠ライブラリでも制約の解釈が異なり結果が真逆になる というかそもそもsemver使ってるエコシステムが少なすぎる 背景 セキュリティアドバイザリでは特定のバージョンが脆弱であることを示すためにバージョン制約が使われることが多いです。例えば >=1.2.0 <1.2.6みたいなやつです。この場合、1.2.5は脆弱だが1.2.6は修正
メルペイ エキスパートチームの@tenntennです。本稿は Merpay Tech Openness Month の11日目の記事です。 「プログラミング言語Go完全入門」の期間限定公開のお知らせでも書いたように、メルペイでは、社外の方向けにGopher道場という体系的にGoを学べる場を無償で提供してきました。Goの普及を目的にこれまでに8回開催し100人以上の方に参加していただきました。 また、Gopher道場の動画や資料はGopher道場 自習室として誰でも利用できるようになっており、現時点で300名以上の方が利用されています。 Gopher道場の資料のベースになっている「プログラミング言語Go完全入門」は、2020年7月31日までの限定公開になっていましたが、本日より公開期限を撤廃し、完全公開することになりました。 また、本日8月31日から始まる「Online Summer Int
この記事は、Merpay Tech Openness Month 2020 の6日目の記事です。 メルペイでBackendエンジニアをしている柴田(@yoshiki_shibata)です。この記事では、Go言語のtestingパッケージに用意されている並列化の機能について説明します。 Go言語では、テストコードを作成するためのtestingパッケージが用意されています。一般に開発するソフトウェアの規模が大きくなるに従って、作成されるテストコードの量も多くなり、すべてのテストが終了するまでの時間も長くなっていきます。特に、データベースへアクセスするようなテストでは、データベースへの通信時間がテスト時間の多く占めますので、テストコードを逐次実行するよりは並列実行することで、テスト時間を短縮できます(厳密には用語「並行」ですが、t.Parallel()メソッドの説明なので、この記事では用語「並列
「UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている」「キャッシュはアーキテクチャではない。単なる最適化だ」などの語録を生んだ「Goの父」とも呼ばれるロブ・パイク氏の「プログラミング5カ条」について、ネット上で話題となっています users.ece.utexas.edu/~adnan/pike.html http://users.ece.utexas.edu/~adnan/pike.html Rob Pike's Rules of Programming (1989) | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=24135189 パイク氏の「プログラミング5カ条」は以下。 ルール1:プログラムのどこで処理時間がかかるかはわからない。ボトルネックは意外な場所で発生するので、ボトルネックがどこにあるかを証明するまでは、臆測
Alignment and Autonomy in Cybozu - 300人の開発組織でアラインメントと自律性を両立させるアジャイルな組織運営 / RSGT2025
Russ Cox Rob Pike July 2020 This is a Draft Design, not a formal Go proposal, because it describes a potential large change, with integration changes needed in multiple packages in the standard library as well potentially in third-party packages. The goal of circulating this draft design is to collect feedback to shape an intended eventual proposal. We are using this change to experiment with new
sync.Cond(コンディション変数)について、Goをよく使ってる人たちですら「うまく説明できん」という話がmercarigoで出てたので、あとで誰かの役に立てばよいな、という気持ちで新たな解説記事を書いてみたいと思います。 自分はPerl5をバリバリ書いていた時代ではAE::Cond、Goを使うようになってからはsync.Condと、とにかく非同期処理でピタゴラ装置を作らないといけない時はこの仕組みがあったことでロジックを無駄に小難しくしないで実装することができたので、この仕組みは是非広く知られて欲しいのです。 というわけでまたあらたにGoのsync.Condを解説してみます。 なお、Web+DB Press vol 113の私の連載、「Goにいりては…」でもこの話を書いていますが、あちらの記事では Broadcast を使った方法ではなく、 Signal を使った方法について書いてあ
こんにちは、hachi8833です。昨年夏に話題になったV言語を半年遅れで知って最近遊んでいます。「主観的には」かなり安定して動く印象です。 V is a high-performance and simple computer language with graphics, web and UI libraries and compiles itself in under a second. Where were you two decades ago?!https://t.co/tZCEgJaUTl — Carl Carrie (@🏠) (@carlcarrie) October 7, 2019 サイト: The V Programming Language Discordコミュニティ: https://discord.gg/vlang なお以下のベンチマークは、そういう結果もあるの
Introduction to Go 1.14 The latest Go release, version 1.14, arrives six months after Go 1.13. Most of its changes are in the implementation of the toolchain, runtime, and libraries. As always, the release maintains the Go 1 promise of compatibility. We expect almost all Go programs to continue to compile and run as before. Module support in the go command is now ready for production use, and we e
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く