前にやったfloatとdoubleの演算速度比較エントリの訂正エントリになります。 たまたま見つけたC++プログラミング日記様のこのエントリ 「double型はfloat型より高速」といった説をたま見かけますが実際のところは同じ命令で処理されているため計算速度に違いはありません。ただし浮動小数点モデル/fp:preciseを使用した場合は単精度を精密に再現するため著しくパフォーマンスが低下します。 この/fp:preciseがVSではデフォルトで選択されるので、floatが遅くなっている、ということだそうです。 早速私も試してみた。 環境: Core2Duo E6600(2.2GHz) / WinXP Home / VC++2010EE 単純ループ(10,000 * 10,000)で測定 前回との違いはVC++2008EE→VC++2010EEになっただけ。 浮動小数点モデル/fp:pre