本園 明史 ウルシステムズ シニアコンサルタント プロジェクトの現場で発生している「すれ違い」の芽を摘み取るのは、プロマネだけでは難しい。本連載では「マネジメントサポート」と「コーディネータネットワーク」という新たな2つの役割を提案する。今回は実プロジェクトの例を挙げつつ、現場に入り込むその姿と仕事内容を解説していく。(ITpro) 前回はプロジェクトが抱える根本的な問題として、「プロセスをうまく回せない」という問題と、「プロセスでは扱いきれない人間系の問題を挙げました。そしてそれぞれの問題の解決策として、マネジメントサポートとコーディネータという新しい2つの役割をプロジェクトに導入することを提案しました。 これら2つの役割は現場でどのように動き、プロジェクトにどのようなメリットをもたらすのでしょうか。今回は筆者が経験した実例をベースに解説します。 マネジメントサポートが必要な現場 システ
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