炭水化物や糖分の摂取を制限するダイエットがある。太りやすい、あるいは栄養効率がよくないと思われている食材をなるべく排除することで体重減につなげようとするものだ。 しかしその中には、実際より低く評価されて摂取を敬遠されている野菜もある。本当は栄養価に優れている誤解されがちな野菜がこちら。 1.ジャガイモ オーブンで焼いたものなら、中くらいの大きさで1個が161カロリー。冷やしたりすることで食物繊維の一種「耐性でんぷん」が増えるとされる。この「耐性でんぷん」には整腸作用があり、さらには空腹感や食欲の抑制にも役立つ。 でんぷんイコール、エネルギーと思う人もいるだろうが、「耐性でんぷん」は消化酵素で分解されにくく大腸でゆっくり吸収され、カロリーは通常のでんぷんの半分程度。ポテトサラダなどにすると、そうしたジャガイモの栄養をたっぷり享受できる。 2.ニンジン 甘みがあることから糖分を多く含み、高カロ